ビンテージ真空管プリアンプも、改造を重ねてきましたが、真空管一本でやるのは、これが最後になります。

回路は、PG帰還をかけて、ゲインも適度になり、出力インピーダンスも下がって、良い事が多いのですが、入力に、高抵抗が入るのが、泣きどころです、しかし、音は悪くなっている感じはありません。

全体的に、整った音になります。低域は、
ノンNFBの方が、量感、響き具合がいいです。
NFB有りの方は、制動が効いた締まった低音になります。

回路図は

ジャズと、クラッシックそれに圧縮のかかった、ロックのCDで、WE 408aと、C3g、それに2420を聞き比べてみました。

佐渡さんのクラッシックは、SACDです。
クラッシックの表現は、C3gが少し良い様に感じます。少し抑えめの表現で、落ち着いた音楽に浸れます。

ヘレンメリルは、 408aが良いです。
声が、厚みを増し、コントラストの高い表現です。
クリホードブラウンのトランペットは、
圧倒的に 408aが良いです。
なぜか、アメリカの球が、合うのですね(^_^)
クラプトンも、 408aではエネルギー感が、 よくでてきますし、弦の音も、生々しいです。
 408aは、低域もよくでて、ベースの響きや、弦の震える音の表現がリアルです。

2420は、クラッシックも、ジャズも上手に表現するのですが、高域の音の分離が少し甘く、聞き疲れがしますし、低音の量感が不足します。

ここ半月ほど、 408aを聞き続けていますが、不満は、2420に比べて、少し高域の音が、引っ込んでいる事です。
この表現が、聞き疲れのしない原因かとも
と、考えています。