トランス付のプリアンプは、高域が、減衰するので、トランスを無しにして、インピーダンスは、高くなるが、直接プレートから、コンデンサーで出力することにしました。
回路図は、

この様に、なりました。

この、何とも単純な回路、誰もが知ってるが、まさかこんな回路で、プリアンプを計画する人は、あまりいないのでは、と思います。

恥ずかしながら、いよいよ試聴レポートを書きます。

トランス付のプリアンプと比べる、最初に感じるのは、ベールが2〜3枚剥がれて、見通しが良くなった事です。

音数も、増えて臨場感が、増します。
低音は、彫りが深くて、コントラストの高い表現になっています。(^_^)

悪い所が見つかりません。

私の好みだと、トランスは、邪魔以外の何者でもありません。

でも、こんな単純な回路と、スイッチ切り替えのアッティネーターで、アキュフェーズのプリアンプを超えて、音楽に没頭出来ます。

次に、ジーメンスのC3gに変更して、聞いてみます。

ここで、問題発生です。
増幅度の大きなC3gでは、ボリュームを絞った時に、動作が、不安定になります。
そこで、回路を少し改良してみました。


ボリュームと、真空管のグリッドの間に、1.5Kを入れました。

ついでに、アースとの間にも、グリッド抵抗を入れました。ここより、グリッド直接かなと思いますが?

安定していたら、余分な抵抗は入れたくないのですが、仕方ありません。

それで、C3gの音ですが、 408aに比べて、落ち着いた、コントラストの高い表現をします。 408aで満足していましたが、まだ、感動が、上をいきます。

 408aは、電流帰還が大きいので、少し表現が、硬いと感じます。
コンデンサーを入れみようかと考え中です。

暫く聞いて判断したいと、思います。

コンデンサーを入れました!
やはり、皆さんが入れている物は入れないといけないようです。
それにしても、ゲインが高すぎます。
(-.-;)y-~~~