トランス付きの真空管プリアンプは、完成しました。
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特性を測って、いよいよ試聴です。
トランスの所為だと思うのですが、
周波数特性は、低域が、30Hzから20Hzまでで、0.6db盛り上がっています。
コンデンサーでトランスをつないだ時の、標準的な特性です。
コンデンサーの値で調整は可能ですが、これぐらいなら、良いとします。
問題は、高域側で、WE408aの場合は、インピーダンスが高いこともあり、20KHzで、1.5dbも減衰しています。

気をとりなおして、試聴レポートを書きます。
最初に、C3gの方ですが、ドイツ製らしく正確な、表現をします。真空管らしい響きは、あまりなく、トランジスターアンプに近い正確で、硬い表現に感じます。
トランスを通した、一般的に言われる柔らかな表現ではないです。
ボーカルは、力があり、表情も豊かに再現します。
高域は、20KHZで、1db落ちぐらいですので、トランス付きの弱点は、音数が、減ったかも??ぐらいで、ボーカルの説得力で、お釣り?があるかなと思います。

WEの408aは、C3gと比べるとと言った感じで、説明します。
まず、高域が、20KHZで、1.5db落ちている影響か、高域が、少しさみしいかもと、思います。帯域測定をして、聞いたので影響を及ぼしているかもしれないです。
音楽表現は、C3gに比べると、少し豊潤というか、音があふれてくる感じです。
音の輪郭が、丸くなる感じは、ないのに、ガツンとくる感じでもなく、音があふれているような?表現が難しいです。
408aですから、ウエスタン色も、少しです。
2つのアンプは、抵抗が、酸金スケルトンと、金皮抵抗ですので、その違いもあるかもしれないです。

回路は、まだ、描けていませんので、次回までに描いて置きます。