マークオーディオのフルレンジスピーカーを、使って感じたのは、高域の癖を直して
穏やかな音にしたいと言う事です。

マークオーディオのスピーカーは、サイズの割に、低音が出るのが良い所ですが、スーパーウーハーを使うと、100H z以下の低音は、必要ない事になります。

そこで、100〜25000Hzの帯域のフルレンジスピーカーで、出来るだけ癖の少なそうな、スピーカーを探す事にしました。

やっと見つけたのが、Fountek FR135EX
と言う、アルミコーンの癖を押さえたフルレンジスピーカーです。
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このスピーカーです。
低音は、60Hzのバスレフケースです。
低音を欲張ったフルレンジより、帯域内のバランスは良いですが、実際に音を聞いてみないと、なんとも言えないので、レポートします。

通販で買って届いた時に驚いたのは、真ん中のフェーズプラグが、グラグラです?❓
流石中国製‼︎
慌ててプラグをねじ込んで、事無きとなりました笑い泣き口笛

その音ですが、フルレンジの分解能力の良さがあり、その上音に、力強さがあります。とても13cmのスピーカーとは思えません。爆笑
スーパーウーハーとの繋がりも良いです。

オーケストラの爆音もなんなくクリアに再現し、ビックバンドジャズも各楽器の音が
団子にならずに、分離して、展開します。
菅原さんのSACDのベイシイバンドのジャズが、最新の録音の様(言い過ぎ)に鮮やかに、展開します。
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このCD買ってからかなりの時間が立ちますが、やっと楽しめる音になりました。

最初は、菅原さんどうしてこんなに音の悪いCD作ったのかと、疑問に思っていました。
その実態は、私のオーディオがボロかっただけでした。お陰で、オーディオも良くなり喜んでいます。

フルレンジスピーカーで、低音を出す必要がないとなると、アンプは、真空管アンプが良いです⁉️
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300Bアンプと
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6CA7バランスアンプと
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6L6WGBアンプ(ムーラードタイプ)
です。
聞き比べて見ると、300Bアンプは、綺麗に表現しますが、なにか、迫力に欠けます。
6CA7バランスアンプは、ワイドレンジで素直な音になります。
ジャズを聴くには、熱気みたいなものが、足りない気がしています。

6L6WGBアンプは、各楽器の音が良く分離して聞こえてくるのに、熱気も失わないので、このアンプで決まりとなりました。

アキュフェーズのアンプは、真空管アンプに比べると、音と音のあいだに、分離が足りないように思います。
しかし、これも、プリアンプを、真空管アンプにすると、改善されます。

どの組み合わせでいくかは、その日の気分によります。

そこで、真空管プリアンプを、もう一つ作って見ようと思って、考えた結果、シンプルに、真空管一段とアウトプットトランスで、ウエスタンエレクトリックの真空管と、ジーメンスの真空管の、聞き比べが出来る物を考えました。
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これです。
次回、ご報告します。