ご無沙汰です。

お久しぶりです。

気づけば前回のブログから2ヶ月以上経っていました

相変わらず体調も良かったり悪かったりと波があり、色々と考える日々を過ごしていました。

今更ながら。。。

世界パラ陸上で感じたことを書こうと思います

私が初めて出場した2012年のロンドンパラリンピック以来、約5年ぶりにあの場所に日本代表として立つことが出来たことを嬉しく思います。世界パラ陸上に行く前から競技人口が少ないのでノンメダルレースになるけれど今の現状をたくさんの人に観てもらう為にも世界にアピールする必要があると思ったので出場しました。

そして初戦を迎えコールルームからスタジアムに出た瞬間、唖然としてしまいました。8万人座れる観客席はガラガラで会場設営するスタッフの声だけが響き渡っていました。チケットも発売していなかったみたいなので応援も日本選手のほんの一部だけ。（日本から応援に駆けつけてくれた会社の人達にも会うことが出来ませんでした

）

私は世界にT52をアピールする為にロンドンに来たのに観客も居なければテレビでの放送も無い。私は何のためにここに来たんだろう？と静まり返ったスタジアムで何度も頭の中をよぎり、レースに集中出来ていませんでした。スタート位置についてからの選手紹介も無く、気づいたらスタートしてゴールしていたように思います。ゴールしてからの二位以下の記録も表示されなかったので後から結果を知ったのですが、目標だった結果には程遠くかなり落ち込みました。

2010年の広州アジアパラでもノンメダルレースになり私一人だけだったのですが、大歓声の中走りました。その時のイメージが強かったせいか、今回のロンドンでは衝撃が大きかったです。100mの時も同様に無観客レースでした。なんとか気持ちを切り替えて走ったつもりでしたが、結果には繋がりませんでした。

そんな中、大歓声のオリンピックスタジアムで活躍する日本選手を応援していて誇らしく思う反面羨ましく思う気持ちもあって複雑な心境のまま私の世界パラ陸上は終わりました。

今回のロンドンでは2012年の時に味わうことの出来なかった感情やまた違った意味での悔しさを知ることが出来ました。

そして色々考えることは尽きませんが。。。

この気持ちを忘れず、また次に向けてトレーニングしていきたいと思います！（只今色々お試し中