ありがとうございます
三味線パフォーマーの帰山かおるです。
三味線好きが高じて中学校教員を8年前に早期退職し、奈良町芸妓を経て本格的に演奏活動を開始しました
演奏ジャンルは、民謡、端唄、長唄、落語寄席囃子、津軽三味線、義太夫、大和楽、沖縄三線、三味線歌謡など。
日本の伝統楽器である三味線のおもしろさをたくさんの人に伝えたくて、演奏活動のかたわら、大阪市内で1レッスン制の三味線教室『音巡座』(おとめざ)をやってます♬
帰山かおる
自己紹介電子冊子
この2つの言葉が組み合わさり、
「合縁奇縁」という四字熟語が
生まれました。
ライブ出演者の6名の出会いは
まさしく「合縁奇縁」
昨年夏、書道家アーティスト、
井上理白さんが東大寺二月堂で
開催された個展のオープニング
レセプションでコラボしたのが
始まりです。
さて今回のライブのプログラム1番は
【書×三味線】
奈良墨『錦光園』の七代目、
長野睦さんがまとう和紙製裃
に理白さんが書いた文字は
ライブのテーマでもある
『合縁奇縁』です。
演奏している曲は、長唄
「京鹿子娘道成寺」の
ちんちりれんの合方のアレンジ
プログラム2番は墨匠、
長野さんによる墨のお話
1300年の時を超えて、
お経が残っているのは
紙の繊維の奥深くに染み込む
墨のおかげ。
墨汁ではこうはいかないそうです。
プログラム3番は、
着物アーティスト、近藤ゆきさん
による帯結びパフォーマンス
モデルはコンテンポラリー
ダンサーのToyoさんです。
う〜ん、艶やか💖
伴奏はピアニスト、西口英生さんと私
映画『おくりびと』のテーマをしっとり
演奏しました。
そして一部の最後のプログラムは
この帯結び衣装での舞い。
「此岸」で祈りをこめて鶴を折る
女性は近藤ゆきさん
舞いは「彼岸」にいる女性、
ゆきさんには姿が見えない
コンテンポラリーダンサーの
Toyoさん
とても神秘的で、祈りと鎮魂に満ちた
パフォーマンスでした。
※私が演奏しているのは、大和楽の
「雪の降る町を」という美しい曲
がらっと雰囲気の変わる第二部は
レポート後編に続きます。
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