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三味線パフォーマーの帰山かおるです。
三味線好きが高じて中学校教員を8年前に早期退職し、奈良町芸妓を経て本格的に演奏活動を開始しました
演奏ジャンルは、民謡、端唄、長唄、落語寄席囃子、津軽三味線、義太夫、大和楽、沖縄三線、三味線歌謡など。
日本の伝統楽器である三味線のおもしろさをたくさんの人に伝えたくて、演奏活動のかたわら、大阪市内で1レッスン制の三味線教室『音巡座』(おとめざ)をやってます♬
帰山かおる自己紹介電子冊子
こんにちは😄
風薫る5月、ごきげんにお過ごしでしょうか🍀
5月14日は私の、なんと五十代最後の誕生日、そして翌15日は沖縄返還50周年を迎えた日。
久しぶりに沖縄に思いを馳せながら三線を弾いて過ごしました。
沖縄といえばこの曲
『安里屋ユンタ』
字幕にもありますが、三線は三味線と違って、左手は定位置で棹を上下せずにたいていの曲を弾くことができます。
本来は唄三線と言って必ず弾き唄いなのですが、今回は演奏のみで😅
この楽しい曲はザ・ブームの
『ひゃくまんつぶの涙』
やはり左手は動かさずに指だけで弾けます。
ザ・ブームの代表曲といえば、沖縄戦を歌った曲、1992年にリリースされた
『島唄』ですよね。
私が沖縄(離島含む)で撮った写真をバックに弾いてみました。
この曲が大ヒットした数年後の2000年7月には「沖縄サミット」が開催され、全国的な沖縄ブームが始まりました。
実は私もこの年の夏、初めて沖縄を訪れ、三線を購入したんです。
『ミレニアム特価にするさぁ‼️』
と煽られて勝った三線は、蛇柄プリント合皮で17万円💦
旅から帰って、『ボラれたな』とみんなに言われました😭
※ボラれた=ぼったくられた
真偽を確かめようと、大阪の三線屋さんに行ったら5万円出せば本皮のそこそこの三線が買えることを知りガックシ…。
まぁ、この時買った三線のおかげで、今があるのだから、結果オーライですが😅
サミットの翌年にはNHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」が人気を博し、沖縄関連本も百花繚乱、沖縄移住も流行りましたね。
そんな沖縄の50年の歩みは厳しく、米軍基地に関わる問題は、いまだ解消されていません。
初めて訪れた日から20年余、沖縄の海にも魅せられてダイバーにもなりました。
何度も訪れて、たくさんの恵みをいただきながら、沖縄が抱える問題を見ないわけにはいかず、教員として勤めていた中学校でも授業によく取り上げました。
今は何もできていない、というもどかしい思いもありますが、三線を弾きながら沖縄に思いを馳せたいと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました
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