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三味線パフォーマーの帰山かおるです。
三味線好きが高じて中学校教員を8年前に早期退職し、奈良町芸妓を経て、本格的に演奏活動を開始しました
演奏ジャンルは、民謡、端唄、長唄、落語寄席囃子、津軽三味線、義太夫、大和楽、沖縄三線、三味線歌謡など。
日本の伝統楽器である三味線のおもしろさをたくさんの人に伝えたくて、演奏活動のかたわら、大阪市内で1レッスン制の三味線教室『音巡座』(おとめざ)をやってます♬
帰山かおる
自己紹介電子冊子
さて、暮らしに
『オン』と『オフ』の切り替えが大事
とは、よく聞くことですが、
皆さんはどんなふうに
切り替えてらっしゃいますか？
私の場合は、50歳から、
好きなことをする人生を選んだので、
仕事と遊びの境目がはっきりしないのですが、
明らかに切り替えスイッチは存在します。
例えば、自分一人で三味線を弾く時と、
人前で弾く時と、同じ曲を弾くのでも
心持ちが違います。
（当たり前といえば、当たり前のことですが…。）
自分一人で弾いているときは、
三味線の音色自体が癒しになっていることが多く、
ぼーっとしながら弾くのが心地良くて、
いつまででも弾いていられます。
でも、人様に聞いていただくという時は、
気持ちの張りがなければ一音も弾けません。
その気持ちの切り替えスイッチが
私の場合、着ているもの。
日本の伝統楽器、三味線を弾くのですから
着物を着るとスイッチが入って
『いざ、演奏‼️』となります。
が、元来、めんどくさがり屋なので、
着物を着るのにも気合がいります。
そこでありがたいのがこれ
簡単に着られるニ部式着物。
2020年に始めるつもりだった
『インバウンド向け三味線体験』のために
母が何着も作ってくれたものです。
（コロナで外国人客は一人も来ずじまいでしたが😭）
これだと下は巻きスカートのように
巻いて紐を結ぶだけ。
上も襟を打ち合わせて紐で結ぶだけ。
あとは簡易帯ベルトを巻けば出来上がり✨
ぱっと見、まぁまぁ着物
に見えます…笑
よし、週末の演奏は、これで行こう‼️
15日の土曜日にご依頼いただいたのは、
奈良県桜井市にある等彌神社さんの
『大とんど』の祭礼での演奏です。
演奏場所は拝殿（屋外！）なので、
ニ部式着物の上に三味線演奏用防寒マント
を羽織るつもり💦
こちらも母作。
何年か前に、真冬の奈良の平城宮跡
でのイベントで着たもの。
ちょいと工夫がありまして、
三味線を弾かない時は手をマントの中に
入れられます。
かな？…あんまりやりたくはないお年頃ですが（笑）
それより、これまで、気軽にできなかった
自宅からの三味線ライブ配信
（スイッチが入らなかった）でしたが、
今年はこの二部式着物を活用して
やってみようかな😄♬
あ、ニ部式着物はサイズが合わなくて
着られないものをリメイクしてます。
もし、そんなお着物をお持ちでしたら、
半分に切って洋服風にアレンジして
着てみるのもオシャレかも✨
🔹 昨年秋に完成した三味線独習者
のためのオンライン教材
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