京都伏見のギャラリー『ラ・ネージュ』さんで開催中の「奏(かなでる)〜紡いでいく音展」に行ってきました。
『ラ・ネージュ』は「同時代の茶室」を標榜するオーナーの四方有紀さんが、ゲストに様々な出会いと和みを提供する場として、運営されているギャラリーで、毎回、素晴らしいモノ・コト・ヒトに出会わせていただいてます。
今回はおりんと朗読
念願の馬場精子さんの朗読が聴けるとあって、早々に参加申し込みをしたのでした。
精子さんの心地良い声と、「二方屋」さんのおりんの深い響きが相まって、物語の世界がありありと目に浮かぶ素晴らしい時間でした✨
このイベントのきっかけになったという6月の『蓮展』の作家さんで仏師の竹内勢津子さんも来られていて。(6月の展覧会では竹内さん作の蓮花の台座の上に「二方屋」さんのおりんが…)
実はその展覧会で作成をお願いした小さなお地蔵さまが、10月から我が家のパワースポットに鎮座しています。
しかも6月の展覧会の後に買い求めた「二方屋」さんのおりんの中心に✨
さて、素敵な朗読二編を聴いたあとは、展示されている様々なおりんを一つ一つ鳴らして音色を楽しみ♬
そうこうしているうちに、えも言われぬ響きに吸い寄せられて…
そこでは、二方屋のご主人と話しながら、大きなおりんを鳴らしている男性が。
なんと『おりん奏者』の方でした❗️
その後、急きょ「おりん演奏」のリクエストにも応えて下さり、贅沢な時間を過ごさせていただきました。
(こちらの大きなおりんの音が聴けるのはこの日と最終日の23日のみ、とのことです)
さらにその後、残っていたお客様と、精子さん、竹内さん、二方屋のスタッフの皆さんとテーブルを囲んで、そこここでおしゃべりに花が咲き、これまた和やかな時間🍀
ちょうど二方屋のご主人がお隣だったので、単なる「仏具」としてではない、音色を追求するおりんの製法や、先代の苦難の時代から今に至るお店の歴史など、なかなか聞けない貴重なお話を伺いました。
とても気さくな方で、一言で言うなら『おりん大好き‼️』の人。
そんなご主人のおりん作りに向かう姿勢は「答えを追求するのでも諦めるのでもなく、ありのままに結果を受け止めながら前を向いて作り続けること」(と私は思いました。)
作ったおりんがすべて(たしか1500個とか💦)思うような音色にならず、ボツになったこともあったと。
そして、お若い頃、先代のお父様にいろいろ質問しても、返ってくる答えは『わからない』だったそうです。
本当は世の中、わからないことの方が多いのでしょうね。
また何もかもわかる必要もないのかも。
同じ材料で、同じように作っても同じ響きにはならない「二方屋」さんのおりんは、手作業で180行程を経て完成するそうです。
また、『鳴り上がりする』と言って、使っていくうちに音色が育ち、良くなっていくのも特徴だそうです。
おりんは仏壇の備品、みたいに思っていましたが、奈良時代から貴重な金属とされ、「場を清め、悪霊を払う」という砂張(さはり)』で作られた「二方屋」さんのおりんは、たくさんの可能性を秘めていると確信しました✨
(魔除け、癒し、祈り、音楽、美容にも⁉️)
他にも書きたいことが山ほどありますが、まずは「二方屋」さんのおりんの音色を生で聴いて見てください✨
二方屋さんのホームページ⤵️
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