名前とは物や人に付けられた言葉。
名前は言葉です。言葉とは人間の脳で分かるまで次元を低くしたもの。つまり、言葉は人が分かることができるものです。
分かるの語源は分けるです。人はものごとを分けて、区別していろいろなものを理解してきました。生物を動物と人間に分け、人間を男と女に分け、・・・を繰り返してきました。そうしてすべてを理解しようとしたのです。
人の名前もそうです。本当は皆同じ人間ですが、1人ひとり名前を区別することで、言い換えれば、1人ひとりラベルを貼ることで、区別して理解しようとしています。言葉はそのために作られました。
言葉は便利ですが、万能ではありません。言葉でどんどん分けていくにつれて本質からは遠ざかっていきます。
例えば、欲や感情です。欲には、物欲、性欲、金銭欲などあります。感情にも、喜び、悲しみ、怒りなどがあります。
物欲も性欲も金銭欲も同じ欲なので、本当は分けて考えることはできません。物欲は欲しくて性欲はいらない、などはできません。
喜びも悲しみも怒りも同じ感情で、喜びたいけど怒りたくない、などはできないのです。
欲も感情も感じたいならすべてを感じる、感じないならすべてを感じない、ことしかできません。欲や感情はコントロールできないです。コントロールできるのは欲や感情を感じた後の言動です。
名前にとらわれない。また、欲も感情も名前です。この世の中にある言葉ですべてを表せるもの、それは「エネルギー」だそうです。よってエネルギーが世界の本質です。
名前は言葉です。人間が脳で理解できるように区別した単なる言葉です。なので本質ではありません。もし名前にとらわれないようになれれば、この世界の本質が見えてくるかもしれません。