哀れなるものたちを観た。18禁
今日公開初日です。2024年映画館で初映画。
ジャンルはシュールなSFラブコメディー?かな。
ホーリー・ワディントン(Holly Waddington)の衣装がランウェイみたいで素敵でした。

橋から身投げした妊婦の遺体を天才外科医が発見、蘇生させて、胎児の脳みそを妊婦に移植して、女性としてどのように成長していくかという実験が発端で、
世界を知らない赤ちゃんから知的な一人の女性に成長していく冒険譚、成長譚です。めちゃ綺麗にいえば。
アラスター・グレイのゴシック小説が原作だそう。
 
映像や衣装は美しくて、残酷な寓話的でもあるけど、親子くらい歳離れてるスケコマシのおっさんの恋人にはなるし、娼婦になるし、映倫R18でエログロだった。
エマ・ストーンが想像以上に身体をはってました。セックスシーン多すぎて動揺した…。数年前に観たキアヌのブルーダイヤモンドの比ではない…驚きアセアセ
エマ・ストーンのオールヘアヌードはとてもきれいだし、贅肉なく、肉感なく、ランウェイを上裸シースルーで堂々と歩くモデルのような感じ。
私的に無理だったのが、男性の陰部もモザイクなしだったところ。
ブランブランさせて迫ってくるおっさんとか悪趣味過ぎて、製作側に良心があれば、モザイクかけてほしかった…ネガティブ
誰得なんだろう…。身体をはった俳優さんには申し訳ないけど。
せっかく買った虹色チュリトス食べる気なくなった…オエーガーン
解剖シーンもたくさんあり、脳みそとか臓物とかも出てくるけど、スプラッターは平気。
 
命題は女性の生き方についてかな。
このテーマは食傷気味で、昨年のバービーにも少し似てました。
女の幸せは、男に囲われ、囚われた生活に依存することなく、
経済的な自立と自由を謳歌、好奇心のまま、知的に生きること?
人類史で、不幸な結婚と妊娠を繰り返し搾取されてきた女性たちの辿り着いた答えって感じなのかな?真顔
女性優位の志向が行き過ぎると家畜人ヤプーみたいになりそう…凝視
でも最後のヤギ化は悪趣味すぎ。ヤギが可哀想です…🐐
 
今回は映倫R18だって覚悟して観たからいいものの、家族とか初々しいデートとかで観る映画ではなさそう。
 
そういえば。
こないだ映倫マークを見落として映画選択を失敗したことを思いだした。
ネトフリでBAD LANDS バッド・ランズを家族と観て、今年の正月、めちゃくちゃ気まずかったんです。
安藤サクラさん好きだから、私としては面白かったけど、正月の家族団らんで観る映画ではなかった(と思う)。久しぶりに正月で家族で集まったというのに、映画選択ミスをした私が悪いのですが。
 
この映画、面白そう、というだけではなく、
いつ誰と観るのか、映倫ちゃんと確認しておくこと、R18映画は観る前の心構えが大事です🙏昇天