斎藤茂太さんの著書、
『会社・仕事・人間関係が
「もうイヤだ!」と思ったとき読む本』は、
タイトル通り、「もうイヤだ!」
と思った時に、色んな気付きや、
癒しを与えてくれるような本です。爆笑


長い人生、ずっと順風満帆という人など、
一人もいないと思うのです。えー

むしろ、「もうイヤだ!」と、
思うことの方が多いのではないでしょうか。

本書は斎藤茂太さんご自身の人生経験と、
精神科医としての経験も交えて書かれています。

この本を読んでいると、
精神科医の斎藤茂太先生が
悩みを抱えた患者(読者)を診察、
治療してくれている、
そんな感じを受けるのです。ニヤリ

それでは、本書の一節をいくつかご紹介します。


苦しいときこそ、守りに入らず、
思いきった挑戦をしてみよう。
失敗したっていい。
失敗のない成功はない。
何回かの失敗が、
次の大きな成功につながるのである。

第1章 「もうイヤだ!」と思ったあなたへ
イヤなことには必ず終わりがある
17ページ


可能性のない人生なんてあり得ない。
自分自身の中に目的と活力を
見出したとき、
そこがいつでもあなたの出発点なのだ。

第1章 「もうイヤだ!」と思ったあなたへ
可能性のない人生なんてない
24ページ


あなたのほんとうにやりたいことは
何だろうか。それが趣味であるのなら、
そうしたものを人生の中心に捉えてみては
いかがだろう。
第2章 会社の「もうイヤだ!」をラクにする
会社がほとほとイヤになったら
45ページ


仕事が忙しいことで疲れや悩みを
抱えてしまったときは、
自分自身に「仕事の能率を上げるために
自分の時間を待とう」と言い聞かせ、
どこかで忙しさにピリオドを打つ勇気を
持つことである。
これが多忙をストレスにしない
秘訣だと言えよう。
第2章 会社の「もうイヤだ!」をラクにする
会社がほとほとイヤになったら
働きすぎていませんか?
47ページ


人にやさしくする人は、人にもやさしくされる、
人を許す人は、人にも許される。
人を好きになる人は、人にも好かれる。
そういうふうに世の中は
できているものなのである。
第3章 人生の「もうイヤだ!」をラクにする
人から責められていると感じたときに
考えてほしいこと
98ページ


人生は楽しく生きたほうがいい。
なるべく憂うつな気分を吹き飛ばして、
前向きな姿勢で日々を過ごしたほうが
いいに決まっている。
そのために欠かせないことの一つが、
感動するということだ。
そして、この感動を得られるか
得られないかは、
自分の心の持ち方次第なのである。
第3章 人生の「もうイヤだ!」をラクにする
乾いた心の治療法
112ページ


「もうイヤだ!」ということは、
しょっちゅう、あるかもしれませんが、
そんな時、本書の目次のタイトルを見て
心惹かれたものを読んでみると、
斎藤茂太さんの言葉に癒され、
励まされて、心が元気に
なるかもしれませんよ!ラブ