弁護士さんとの面談はまだ先。

明日、夫と話すにあたり
何一つミスが無いように事前に内容を確認していく。




当然、法律に無知な私は
必死で調べた。

別居について。
離婚について。








まず、勝手に離婚届を出されないように
離婚届不受理申出というものを出すかどうか。

これは、
悩ましかった。

別に出したところで
大きな手間ではない。


でも、離婚届を勝手に出すということは
犯罪行為である。

うちの夫がそこまでするとは思えず、
これは出すのをやめた。



そこまで性根が腐っていないことを信じて。








次に、お金について。

これがとにかく今回の大きなテーマ。




別居前のお金はふたりのもの。
これは法律で決まっているらしい。
結婚してから今までのお金という概念だ。

独身時代から触れていない預金は
私のものだそう。

私は旧姓の預金がふたつあった。
最悪の状況になっても
この預金で半年くらいは暮らせる。



つまり、引っ越しに必要な費用は
夫名義の預金から支払ってもいいのだ。




裁判例でも
引っ越し費用は返金をしないで済んだという例があるらしい。
ただ、お金を持っていくのはNG。

私が結婚してから稼いだ微々たるお金は
渡さなければならないということ。


そこはやむを得ない。








そして、
当分離婚をするつもりはない。

慰謝料、養育費、
納得できるまで別居するつもりだ。




ここで発生するのが
婚姻費用分担。

離婚成立しない限り、
夫は私に生活費として婚姻費用を支払う義務がある。

それは、夫の年収と私の年収、
子どもの人数などから
裁判所で目安の金額を出す算定表がある。




やり合うにしても
法外な要求をすると今後自分が不利になる。

そのため、
その算定表の満額を請求する。
10万を超える額を支払ってもらうことになる。




それだけで、夫の生活が
かなり苦しくなることがわかる。

私が家計を握っているため、全てわかる。






新築したばかりの家のローン、
車のローン、
保険、光熱費、食費、、、


新築したばかりなのだから当然、
纏まった預金などないのだから。




問題は保育料。

本来は、婚姻費用分担の中に子どもの保育のお金も含まれている。

しかし、すぐに私が稼げるようにはならない。

誰のせいでこうなったのかをしっかりと伝え、
婚姻費用とは別に保育料を上乗せしたい。


別居はひとり親ではないため、
保育料が高い。

夫が納めている税金で算定される。
5万を超える額。
これではとても生活ができない。


なんとしてでも納得してもらう。







後は家財、電化製品。

家財は入籍前に私が購入したもの。
入籍前に購入したものは私の所有物となる。

家電はほぼ、夫が用意したもの。
これは…交渉しなければならない。



車の名義は夫。
夫はもう一台、通勤用がある。

メインの車は離婚成立まで私が乗ることを
納得してもらう。








計画が揃った。

ICレコーダーを用意して
夫との話し合いに臨んだ。