私は何故、女性相談窓口に来たのだろう。



この状況を助けて欲しかった。






それと、

ただ単に、民生委員をしている義母の
面子を潰してやりたかった。

ひどい民生委員だと
知らしめてやりたかった。










でも、当然それはできないよね。

納得。




そして、その女性が
お母さんは自分で動かれているのね。
と言ったこと。


もう決まっているこの先の道で
行政として手助けできることは
保育園だけだった。




こういう窓口は

その先の道がまだ決まらない
迷宮に入ってしまった人たちが
相談をする場所だった。






親身になって話を聴いてくれたその女性に
お礼を伝えて

今度は社会福祉課の方と話をする。





引っ越す予定の場所付近で
空いている保育園を探すことになる。







以前も話をしたかもしれないが、

私の地域は
全国的に見てもかなり待機児童が多い地域。



保活ママの話を散々聞いていた。




子どもは2歳児。

保活しているメインは0歳児、1歳児。 


その子たちがそのまま上の学年になるので
空いている可能性は皆無だ。












そんな中、

ひとつ気になっている保育園があった。






実家から程近い場所にある保育園。

噂で聞いていた保育内容や教育指針が
私はとても気に入っていた。












「お母さん、
   ご存知かもしれないけど
   ここは保育園入園がかなり厳しい地域で…


   ここの〇〇保育園だけ、
   2人、2歳児の空きがあるけど…
   どうかな。」








なんと‼︎

そこです、そこ!



そこに入れたかったんです!






私が希望する保育園だけ
唯一の空きがあったのだ。


「ここ、第1希望でした!
    ここにしたいです」











夫の浮気が発覚して
別居から3ヶ月、












初めて、


私にも
光が見えてきた瞬間だった。