なんだか丸く収まったと思ったら
とんでもなかった。






ちょうど長期連休があるとき。

別居状態すら受け止めきれなかった私は
友人の家族と一緒に遊びに行った。

どこに行っても家族連れ。
楽しい連休。
見ていて苦しくなった。

この子は完全に被害者だ。



本当なら家族楽しく過ごせるお休みだったのに
パパがいない。

友人家族の旦那さんに沢山遊んでもらって
楽しそうな息子を見て、また泣けてくる。






そして

なんと、私の友人が夫の浮気相手を見つけた。








相手も既婚者だった。

うちの息子と同じくらいの男の子がいた。
信じられなかった。
その女性に対して、同じ母親としての嫌悪感を抱いた。


















別居中の連休、私も仕事が休みだったため
特に夫とは連絡を取ることはなかった。

でも、別居と言っても隣の実家にいる。


車があるかないかは見えてしまうのだ。




交友関係がほとんどなかった夫。
友達たちにも家族や彼女がいるので、
こんな連休に遊ぶ人なんていないハズ。



でも、連休のほとんどを外出していた。

考えたくもないけど
どうせまた、その人と会ってるか
出会い系サイトでもやっているのだろう。





気持ち悪い。

理由もなく嘔吐するようになってしまった。












そして連休明け。

話があるとのこと。
会ってみると
また離婚したい意思は変わらないと言ってきた。




え?
だってつい2週間前に両親交えて話したよね?

離婚問題はもう少し時間をかけて決めるから、
来年の幼稚園は入園させるって言ったよね?


たった2週間でまたそんな話をしないといけないの⁇







もうウンザリだった。



そして、散々なことを言われた。








離婚後の私と息子はどうなると思う⁇
と聞いてみた。

『さぁ。がむしゃらに生きるしかないんじゃない?』


『どうせお金でしょ?養育費は払うから』

そんなことない。
お金だけじゃない。


『離婚してくれないと先に進めない。』


あなたが言う、先とはどこなの。
離婚という結論を出してからその先を決めるのではない。


その先が幸せという道ができてから離婚を決めるんだ。
今離婚して、その先が楽になるのはあなただけでしょう。


息子の気持ちはどうなるの?

『そんなのは本人にしかわからないから』















いい加減にして。
今、あなたは誰を幸せにしたいの。

息子に対してもそんな気持ちなんだ。
この人には父親の資格はない。







そこで私は、こう伝えた。

浮気の証拠はしっかりと残っている。
あなたは有責者になる。
つまり、あなたから離婚請求は原則できないということ。

相手の女性にも、その家族にも大きな影響を及ぼすと。








動揺していた。
そこまでバレているとは思っていなかったのだろう。

甘い。





どれだけ考えが甘い人なんだろう。













逆ギレして出て行った。












もう、修復した家族像が想像できなくなった。

無理かもしれない。
無理…だと思う。






でも、
この子のため。

ダメだ、今は耐えろ。


幼稚園に入るまで、約半年。






耐えるんだ、自分。