「ARMORED CORE VI」(アーマード・コア6)をトロコンしたので、感想を書きます。

ストーリーや攻略情報等ネタバレがありますので、知りたくない方は読まないで下さい。

 

アーマード・コア6は、FROM SOFTWAREのSFロボットアクションゲーム。

プレイヤーは独立傭兵C4-621となり、アーマード・コア(AC)と呼ばれる人型のマシンを操って、ミッションをクリアしていくというゲームです。

ちなみに、C4-621はAC操縦に特化するために手術を受けた強化人間で、感情を失っているという設定になってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


AC6の登場人物とルビコンの各勢力について、少し説明を。

 

まず主人公陣営。

 

主人公は、強化人間C4-621であり、独立傭兵レイヴン。

年齢性別、来歴などは不明。

ちなみにアーマード・コアシリーズは、キャラクターの容姿が描かれておらず、声とセリフのみ(あとAC乗りであれば、各々の機体も個性を表していますね)で表現されています。

 

主人公に至っては、声やセリフすらありません。

決められた個性がないということは、逆に言えば、プレイヤーによって、自由に想像できる余地があるということですね。

 

独立傭兵なので、相手を選ばず、報酬さえあればどの勢力の依頼でも受ける立場です。

ハンドラー・ウォルター子飼いの傭兵であり、猟犬、野良犬、駄犬等と呼ばれることも。

 

ハンドラー・ウォルター

はっきりとした年齢はわかりませんが、高齢の男性と思われます。

廃棄処分される予定だった621を引き取り、ある目的のため、ルビコンに送り込みました。

各勢力から依頼を受け、621に仕事を斡旋する、マネージャーのような役割。

 

ミッションが終わった後は休養を取るように言ったり、常に621の状態を気遣っており、情に厚い人物に見えます。

カーラとの会話で、調子はどうだと聞かれて、自分のことではなく真っ先に621のことを答えるくだりは、まるで父親のようでした。

ゲーム外でパパと呼ばれるのも納得です(笑)

 

エア

ウォッチポイント襲撃で、コーラルの噴出に巻き込まれて意識を失った621の脳内に話しかけてきた謎の女性。

以後、バルテウス戦から主人公のサポートを行うようになります。

 

 

RaD

ルビコン3の土着のならず者集団・ドーザーの一派で、ACの開発や販売を行う技術者集団。

 

シンダー・カーラ

RaDの頭目で、非常に優れた兵器の設計、開発技術者であり、ハッキングスキル、更にACの操縦スキルも持ち合わせている女性。

彼女の作る兵器(オモチャ)は、殺しの道具だからこそ、ひとつ笑える必要があるという彼女の理念を反映している。

ハンドラー・ウォルターとは旧知の間柄のようで、時々会話を交わしています。

 

 

次は企業勢力。

 

ベイラム・インダストリー

専属のAC部隊、レッドガンを擁する、コーラルの利権を狙ってルビコン3に進駐する星外企業の一つ。

ACのパーツや武器など兵器の開発を行っている。

 

ミシガン

レッドガンの総長であるG1(ガンズワン)ミシガンは、歩く地獄という異名を持つ。

口が悪く、鬼軍曹という感じですが、実は非常に部下思いで良き上司だと思われます。

 

ハンドラー・ウォルターとは旧知の仲らしい。

ウォルターがミシガンに621を預け、共同作戦に参加させたこともあります。

その際、621はG13(ガンズサーティーン)の名を与えられました。

 

イグアス

レッドガンの隊員、G5イグアス。

反抗的な性格で、いつも悪態をついている印象です。

 

 

アーキバス・コーポレーション

ベイラム同様、コーラルの利権を狙う企業勢力で、ACのパーツや武器を開発・販売しています。

ヴェスパーと呼ばれる強化人間部隊を保有。

 

V.IVラスティ

ヴェスパー第4隊長。

主人公621は、壁越えで共闘して以降、彼から戦友と呼ばれるようになります。

爽やかな(多分)イケメンでありながら、類まれな戦闘能力を持ち合わせるナイスガイ。

 

V.IIスネイル

ヴェスパー第2隊長。

第2隊長ですが、ヴェスパー部隊の指揮や作戦立案を行っています。

621のことを駄犬と呼んだり、他人を見下した言動が目につく、とにかく嫌な奴です(笑)

 

最後に、その他の勢力。

 

 

ルビコン解放戦線

惑星ルビコン3の土着民、ルビコニアンによる武装組織。

企業勢力や惑星封鎖機構を打倒し、ルビコンとコーラルを取り戻すことを目指しています。

 

 

惑星封鎖機構

コーラルが再発見されたルビコンを封鎖、管理する組織。

何故封鎖しているのかは、よくわかりません。

かつてルビコンに存在した技研の作り出した兵器(バルテウスやシースパイダー等)を所有しており、強大な軍事力を持っています。

 

 

さてチャプター3。

 

 

大艦隊を誇示し、不法侵入者たちに警告を発する惑星封鎖機構。

621や企業勢力が派手に暴れているのに業を煮やして、本気を出してきました。

 

 

ルビコン解放戦線の依頼で、ヴェスパー第7隊長スウィンバーンを排除するミッション。

スウィンバーンは、劣勢になると、こちらを買収しようとしてきます。

初見では余裕がなくて、気付かずにそのまま倒してしまいました。

 

彼の提案に乗ると、ルビコン解放戦線を裏切ったということで、六文銭という刺客がやってきます。

なかなか強いですが、何度かやって倒すことができました。

 

 

カーラの依頼で、RaDに敵対するジャンカー・コヨーテスの拠点を攻撃するためのミサイルを防衛するミッション。

防衛ミッションは苦手ですが、何度かやり直してクリア。

綺麗な花火が上がりました(^^;

 

 

惑星封鎖機構の強襲艦を破壊するミッション。

艦艇を破壊した後、封鎖機構の執行機体2機が現れます。

ここではラスティと共に戦うことができるので、早めに1体を倒して2対1に持ち込むことができれば楽ですね。

 

 

執行機体を倒した後、巨大な虫のような機械が出現!

この時点では戦っても倒すことはできません。

一定時間頑張れば、去っていきます。

 

 

この機械は、アイスワームといって、封鎖機構が起動した技研産の兵器です。

コーラル集積地帯に向かうものを敵とみなし、排除する性質を持っているようです。

 

アイスワームの脅威を前に、アーキバスとベイラムは手を結ぶ方向で動いているとのこと。

 

 

RaDを裏切り、アイスワームを打倒するために必要なレールキャノンやその他の兵器、ACを盗み出したオーネスト・ブルートゥを排除するミッション。

 

ブルートゥは、頭のねじが外れているとしか思えない特異なキャラクターです。

カーラが「掛け値なしのクズだ」と言うのは、やったことからして当然なのですが、ぶっ飛びすぎてて憎めないんですよね。

魅力的な登場人物の多いAC6の中でも、(ネタ的にですが)人気キャラの一人になってます(笑)

 

あまりにもアレ過ぎて、エアに「様子のおかしい人です」と言われ、終いには呆れられて「静かにさせてもらえると助かります」とまで言い放たれてしまうブルートゥ。

私もかなり好きなキャラです(笑)

 

スロー、スロー、クイッククイックスロー。

 

 

本物レイヴンと対決することに。

ミッション「密航」で主人公が残骸からレイヴンのライセンスを拾いましたが、元の持ち主ということなのかな?

そこまで強くはなかったですが。

 

 

チャプター3最終ミッション、アイスワーム撃破。

ウォルターに621、ミシガン、スネイル、カーラ、ラスティ、イグアスと様々な陣営が集うブリーフィングでのやり取りが楽しい。

 

 

アーキバスが開発した対アイスワーム兵器、スタンニードルランチャーが主人公に提供されました。

この武器は、アイスワーム戦だけでなく、その後も非常に役に立ちましたね。

 

 

いざアイスワーム戦へ!

ベイラムのミシガンが指揮を執り、G5イグアス、アーキバスのスネイル、ラスティ(レールキャノンの狙撃手として参加)、RaDのチャティ(カーラの作ったAI)と共に戦う、熱いミッションです。

 

 

アイスワームは二重のシールドで守られており、通常はダメージを与えることができません。

まずは、奴の顔部をスタンニードルランチャーで狙います。

地中に潜っている間は攻撃できないので、出てきた時がチャンスです。

 

 

スタンニードルランチャーをヒットさせると、プライマリシールドが剥がれます。

ここで狙撃手のラスティの出番。

遠距離からレールキャノンを放ち、セカンダリシールドを剝がしてくれます。

命中率に難があるという武器で、百発百中のラスティ。

外しはしない!とかカッコよすぎです。

 

シールドが剥がれると、アイスワームはダウン。

ダメージを与えられるようになるので、その間に攻撃を叩き込みます。

 

 

ダメージを与えるたびに激しくなる攻撃を凌ぎながら、3回攻撃を加えることで、倒すことができました。

まあ、結構苦戦したんですけどね(^^;

 

アイスワームを撃破すると、コーラルが散逸していきます。

ここで、あなたに伝えておきたいことがあると、エアが話しかけてきました。

 

コーラルは…


 

彼らは…私の同胞なのです

 

コーラルの織りなす潮流

 

私は…そこに生じた一つの波形…

 

実体を持たぬルビコニアン

 

これまで長い間…

誰にも知覚されることはなかった

 

レイヴン あなただけが…

 

 

これは衝撃でした。

エアはコーラルの潮流に生じた一つの波形で、実体を持たない存在なのだそうです。

人間ではないだろうと思ってましたが、まさかコーラルそのものだったとは…。

 

コーラルは、魚や鳥の群知能のような、集まろうとする特性があるとウォルターが言ってましたが…変異した波形には、人のような意思が芽生えることがあるのか…。

 

こうなると、コーラルって何なのでしょうね。

単純なエネルギー資源ではなく、生物のような感じです。

 

 

今回はここまでにします。