ニック・バレンタインとの旅は続きます。

 

 

クインシー採石場でレイダーをとっちめたり。

 

 

トリニティ・プラザでスーパーミュータントをとっちめたり。

わからんちんどもとっちめちん。

 

 

そんなことをやっていると、ニックが話があると言ってきました。

どうしたん?何かまずいことでもあった?

 

話を聞いてみると、自分のことを私にもっと知ってほしいということのようです。
 

 

えー、ちょっと前に結構長い話を聞いたからもういいやん。

てことで、いや、興味ないを選択。

 

って嘘ですよ。

人造人間であるニックの過去の話は興味深いので、聞きたいと思ってました。

 

まずインスティチュートについて、どんなことを覚えているかを聞いてみました。

 

当時の記憶はかなり薄れているそうですが、時々ふと思い出すことがあるのだとか。

インスティチュート内部では、人造人間は孤立させられていたそうです。

常に監視され、試験用の一室が全世界という日々が何年も続いたのですが、ある時急に解放されたらしい。

なるほど、確か地上に破棄されたと言ってましたね。

 

次は、何者だ?を選択。

あんたは何者なんだ、ニック?

 

ニック・バレンタインとは何者なのか―それは長い間自分自身に問いかけてきた質問だそうです。

人造人間ニックは、記憶も人格も全て、実験に志願した戦前の警官のものを移植されて出来上がったらしい。

なぜ数学の天才とかバイオ工学の専門家とかではなく、戦前の警官をベースにロボットを作ろうとしたのかはわからない。

しかし、だからこそインスティチュートは自分を誘拐犯に作り変えられずにゴミの山に捨てたんだろうな、とニックは言います。

 

ニックの人格が戦前の警官をベースに作られていたとは…驚きました。

全ての人造人間の人格が、実在の人物を元にしているかどうかはわかりませんが。

 

ひどい話だ、本当に放り捨てられたのか?と問うと、ニックはゴミ山で目覚めてからのことを話してくれました。

 

ゴミ山で目覚めた時は身体はボロボロで、それから二週間ほどは訳がわからなかった。

当時、人造人間はあまり人に知られておらず、人に出会った時、敵意は示されなかったが、警戒はされた。

初めて接したのはジムという人物で、1時間ほど質問攻めにされたあと、ニックが誰にも危害を与えそうにないとわかると、近くにいた人達がメカニックを探してくれたそうです。

 

 

バレンタイン

「あの時はしゃれた夜会みたいだった。地元のメカニックはタダで俺の全身をみてくれた」

「あの人たちは本当の人間のように扱ってくれた。それで恩返しをしようと思ってやっているんだ」

 

なるほど…いきなり訳も分からず放り出され孤立していたところに、そういう人たちに出会えたのは、きっと嬉しかったでしょうねえ。

このことを話している時のニックは、とても嬉しそうな表情に見えます。

 

その人たちがいた町に行ってみたいと言うと、もう地図にはないそうです。

レイダーの連中のせいらしい。

あの人たちはどうなったんだろう、とニックも険しい表情を見せます。

無事だといいんですけどね…。

 

とりあえず、なすべきことをする、と告げると、ニックはこんなことを言います。

 

バレンタイン

「あんたにとって「人の役に立つ」のは優先事項リストの上位にあるみたいだな」

「あんたには退屈な話だと思う。俺の骨がカタカタ鳴るのを聞いているようなものだろう。そろそろ出発しようか」

 

いやあ、何かいつも買いかぶられてる気がしますが(^^;

まあ、それじゃあお宝探索人助けの旅を続けますか。

 

 

酷い台詞を垂れ流すMr.ガッツィーを永遠に沈黙させたり。

 

 

ブレイクハート・バンクスのスーパーミュータントを倒して、

 

 

プラズマ放射器をゲットしたり。

 

 

サンクチュアリにクエストの報告に戻ると、何故かベッドの上に立っているプレストンから話があると告げられました。

なんだか男にモテモテな日だな…。

添い寝してほしいとかだったら勘弁して下さい。

 

何の話だろう?

 

プレストン・ガービー

「初めて会ったときは、正直に認めるが、疑っていた」

「だがあんたがやってきた事は、心を動かすことばかりだった。あんたはまさに、ミニッツメンが必要としていた、危機から救い出してくれる人だ」

 

この人にも買いかぶられてるよなあ(^^;

まあ悪い気はしませんが。

 

どうしてミニッツメンにこだわるのかを聞いてみると。

 

プレストンが子どもの頃、ミニッツメンはヒーローであり、正義の味方だったそうです。

17歳の時にエズラ・ホリスという人物の隊に入り、ミニッツメンとして連邦をもっといい場所にするために頑張っていたらしい。

そこで過ごした何年かは幸せな年だったと、彼は言います。

 

なるほど、昔のミニッツメンは本当に正義の味方を地で行く団体だったと。

しかし、上手くいっていたのに何故崩壊してしまったのだろう。

 

プレストンは言います。

自分には見えていなかったが、ミニッツメンの中にも派閥争いがあり、駆け引きや対立、憎しみ等があった。

それをベッカー将軍(ロニー・ショーの話に出てきましたね)のカリスマ性で抑え込んでいたらしく、将軍が殺された後、その全てが明るみに出たと。

 

プレストンは続けます。

初めは信じられなかった。

ミニッツメンは何より人々を優先して守る組織だったはずなのに。

自分の考えが甘かったと彼は言います。

 

しかし、こうも言いました。

 

 

プレストン・ガービー

「今もまだ、ミニッツメンはかつてずっと思っていたものになれると信じてる。正義の味方に」

 

そう信じたいですねえ…。

 

なぜこんなことを話すんだ?と問うと。

 

プレストン・ガービー

「ありがとうと言いたい。それで意味があるのなら。偶然出会った他の人とは違っていてくれて、ありがとう」

 

ううむ、そう言われると照れますねえ。

Vineもミニッツメンの将軍として連邦の人々のために働かねば、という気持ちが強くなりましたよ。

 

ただ、矢継ぎ早にクエストを依頼してくるのは勘弁してほしいですが(笑)

一つ片付けて報告したら、すぐに次の問題が出て来るのでキリがないです(^^;