コロナが蔓延る中、もっさんにあげると約束した

『 ー真天地開闢集団ージグザグ 』さんのC Dを

渡すため、近所のだだっ広い、

それはそれは アホみたいにだだっ広い公園で、

もっさんと久しぶりの再開。

そしていつものくだらない会話。




   *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*




もっさん「 極丸!極丸!聞いてくれよ!」




極丸「 おぉどうしたよ、もっさん。

そんな興奮して。

何か良いことでもあったんか?

ガリガリ君でも当たったか?それはすごいな。」




もっさん「 いや。ガリガリ君は当たってない。」




極丸「 じゃあ、宝くじか?

サマージャンボは確か7億だったなぁ。

ありがとう もっさん、全額くれるなんて。

なんて 最 & 高な友達なんでしょう! 」




もっさん「 当たってもないし当たったとしても

何でおまえに全額やらなきゃならないんだよ。」




極丸「 そこはホレ。

長い付き合いということで。」




もっさん「 付き合いが長くてもやらないよ。」




極丸「 相変わらずけちのすけなもっさんだなぁ。

で、本当はなんじゃい。」




もっさん「 ほら、極丸が『 WANDS 』

ボーカルの人が命様だって教えてくれただろ?」




極丸「 言った言った。一応、お友達な。」




もっさん「 俺、YouTubeで『 真っ赤なL i p 』

MV 観たんだけどさ!

なんだよ!

命様 めっっっちゃくちゃ イケメンじゃねーか!


何だアレ!?

カッコいいし、キレーな顔してるし、

歌上手いし!!

曲は作れるわ、M V も作れるわ、

何なんだよ あの人は!

なぁ、命様に欠点ってあるのか?!」




極丸「 まぁまぁ。落ち着きたまえよ、もっさん。

珍しいな、もっさんがそんなに興奮するの。」




もっさん「 電話でもよかったんだけど、

直接おまえに言いたかった。」




極丸「 そのセリフ愛の告白みたいだな。」




もっさん「 安心しろ。それはないから。」




極丸「 へいへい。だから言ったじゃろ?

とんでもないイケメンだって。

もっさんの時も止まったかね?」




もっさん「 止まった。極丸の言った通りだった。

は?命様?ってなった。」




極丸「 な〜。おいら命様に見惚れすぎて、

曲が耳に入ってこんかったわ。」




もっさん「 この人が、こんこん踊ってるのか?

って頭が混乱した。」




極丸「 もっさんの興奮ぶりを見て、

おいらもこんな感じなんかなぁって、

しみじみ思ったわ。」




もっさん「 うん。こんな感じかな。

いや。俺よりすごかったぞ!

だっておまえ、感情を表に出さないだろ?

そんなおまえがあんなに興奮するくらいだから、

本当よっぽどのことなんだなぁって思ったわ。」




極丸「 これから先、こんなにも
好きになる人は

出てこないと思う。

なんてったって、落ちたの初めてだからな!!」




もっさん「 何のドヤ顔なんだよ。


なぁ!俺もイケメンがよかった!

イケメンに生まれたかったぁ!!

ずるいムキー!!」 



     ずるい !



極丸「 何その

俺もそのお菓子食べたかった。ずるい!

みたいな言い方は。
もっさん来世がんばれよ。




もっさん「 やだ。今がいいプンプン!!」



         やだ。今がいい!



極丸あのお菓子、今食べたい!

みたいな言い方 やめれ。
あんたは駄々っ子か。


もっさんよ、人間 見た目だけじゃないんだぞ。

中身が大事よ。」




もっさん「 極丸が命様に惚れたのだって、

カッコよかったからだろ?」




極丸「 うん!」




もっさん「 ほらみろ。」




極丸「 もっさん。おいらは M Vを観て

惚れたのです。

中身のことはわからなかったのですよ?」




もっさん「 そうだけど。」




極丸「 歌ってない時の、大発表の時とかの

命様を見て可愛いなぁって、また惚れました。

これは中身にです。」




もっさん「 それはすでに極丸が

命様に惚れてたからだろ?」




極丸「 はい。」




もっさん「 やっぱり見た目なんだ。」




極丸「 もっさん。おいらが惚れる人は、

もれなく全員 性格が良い。これは間違いない。

学生の頃を思い出してみておくれ。」




もっさん「 確かに。みんな性格が良かった。

見た目は、そうでもない人もいた。」




極丸「 おい。失礼だな。

ということは、

命様は中身も素晴らしいということなのです。」




もっさん「 命様の性格が良いという

証明がなされただけ…。」




極丸「 もっさん。おいらが命様に惚れた

割合を教えてあげましょう。」




もっさん「 何、割合って?」




極丸「 命様の鼻から下のお顔が割。

そしてあの前髪が割!どうでしょう?」




もっさん「 前髪の割合がエグいのですが。」




極丸「 それは致し方ないのです。

なんてったって前髪フェチなもんでね。

どうです?見た目ではないのですよ?」




もっさん「 命様は目が隠れてても、

鼻から下がイケメン。」




極丸「 もっさん。人の好みというのは千差万別。

みんながみんな イケメンと言われる人が

好きなわけではないのです。


取っ掛かりは、見た目かもしれません。

ですが、見た目が良くても中身が悪ければ、

元も子もありません。


性格は顔に出るのですよ。
これ本当。」




もっさん「 中身が大事。」




極丸「 イケメンや美人さんは、

ただそれだけで、妬まれひがまれるものです。

その覚悟がおありですか?」




もっさん「 う…。でも…。」




極丸もっさん「 キャーキャー言われたい。」




極丸「 なははははは。」




もっさん「 何でわかった?」




極丸「 何年の付き合いだと思ってるのさ。

もっさんはイケメンだと思うけどなぁ。

お忘れなく。中身が大事。」




もっさん「 それは…ありがとう。

そうだな。中身が大事。」




極丸「 そう。中身が大事。


あのさ( 超絶くそイケメンの )命様がさ、

長い歴史のある WANDS 様に加入なんて、

とんでもないくらいのプレッシャーだったと

思うのさ。古参のファンの方の目もあるしさ。

おいらだったら吐いてるわ。」




もっさん「 俺も吐く。」




極丸「 命様、ジグザグさんの時と
WANDS 様の

時と、歌い方が違うと思ったんだけど。」




もっさん「 俺も思った。」




極丸「 元々、曲によって歌声を

変えるお方だから、WANDS 様の世界観を

出すようにというか。

WANDS 様の歌い方を研究して、

どれだけの努力を重ねてきたんだろうって

考えたら、おいら泣けてきてさ。」




もっさん「 計り知れんよな。」




極丸「 才能もある上に努力の人なんだなぁと、

つくづく思いましたわ。


はい。命様の魅力の項目に『 努力のお方 』

追加されました。

命様の努力の結晶を手に入れるべく、

WANDS 様のC Dを買い漁っておりますよ。」




もっさん「 俺も買おうかな。」




極丸「 お〜。買え買え。

売り上げに貢献しておくんなまし。」




もっさん「 誰なんだよ。」





極丸「 早く普通の生活に戻らんかなぁ。」




もっさん「 ほんとだよな。」




極丸「 もっさんよ。おいら達、普通に

WANDS 様のことを命様って言ってたけど、

上原様だった。上原大史様。」




もっさん「 あ〜 そうだった。」




極丸「 ジグザグさんは命様で、

WANDS 様は上原大史様。」




もっさん「 同じ人とは思えん。」




極丸「 それがまた、あのお方の魅力なのです。

ちなみに命様に欠点があるとしたら、

それは可愛い過ぎるところだな!!

おいら達は欠点だらけなのにな。」




もっさん「 可愛い過ぎるって、どんな欠点だよ。

欠点 越えてるし。ん?おいら達って言った?

まぁ確かに 俺たちは欠点だらけだわな。」




極丸「 それも含めて、もっさんであり、

おいらってこった。」




もっさん「 上手くまとめた。

なぁ 極丸アイス食べようぜ。おごってやる。」




極丸「 なんとまぁ。けちのすけの もっさんが、

おごってくれるなんて!」




もっさん「 一言 多い。」




極丸「 おいらパピコがいい。

もっさん半分こ しようぜ。」




                 *〜*〜*〜*〜*〜*〜*




【 いやぁ。マジでビックリした。

極丸はハードル上げるの上手いから、

あまり期待せずに命様を見たら、

とんでもなくイケメンだった …。


ねぇ何なの? 命様って。】

( もっさん談 )




【 命様は外見だけではなく、

中身も可愛いのだよ。おちゃめさんで。】

( 極丸談 )