会社に入るとすぐ左側に工場とは別棟の事務所がある。 事務所に入ると、まずカウンターがあり、その向こうに事務員のデスクが2つ並んでいる。 事務員には、30歳後半の女性2人は、気立てもよく、明るく優しい2人だった。 左側には、大きな観葉植物がおいてあり、リース契約で毎月違った観葉植物を管理してくれる業者に頼んでいた。 事務員のデスクの後には、管理職のデスクが並んでいた。 向かって左側から、Hさん、そして、Oさん、そして、平社員のっと、、、。 HさんとOさんの役職はハッキリしていなかったが、H部長、O課長といった感じだった。 そして、1番左側奥に実質社長である専務のデスクがあった。


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にひひ

 この会社の社長である専務の父親は、病気なのか、高齢だからか、現役からは既に退いていたようだった。 専務は、色白でスラッと背が高く、180cmくらいはあったと思う。 ニヤニヤしているか、ブソっとしているか、どちらかだったが、変に丁寧な喋り方は、ちょっとオカマっぽかった。 色白の専務には、色黒の弟がいて、この会社の常務として、大井川工場を運営していた。 専務はいつも、白いクラウンに乗っていて、新型クラウンが発売されるたび、毎回買い換えていた。 最近、その会社の横を通ると、、、、クラウンからセルシオに替わっていた。 時代と共に各自動車メーカーの車種ごとのグレードの位置づけが少しずつ、変化していることが伺える。


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キスマーク

 会社には他に、工場のオペレーターをする俺より何歳か年上の男性と半身に障害を持つオジサン、そして、出荷の段取りをする男性、そして、検査といって製品の不良を確認しながらエアーを吹いて通箱に入れ、出荷の用意をする女性陣?オバサンたち?が10名ほどいた。


 この会社でもっとも若かった俺は、オバサンたちに可愛がられ、、、ボチボチ、、、、打解けていった。


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