今年の大河ドラマ「べらぼう」が好き。


「3ヶ月でマスターする江戸時代」も見ている。

江戸文化好き。さほど詳しいわけではないけれど、「あきない世伝 金と銀」を読んで、とても好きになった。いや、その前からかもだけれど。



最近、自分の中では歩活ブームなのだが、その中に「旧街道を歩く」ということをやっていて。

無論全行路を歩いているわけではないが、Google マップを拡大してみると、ちゃんと道筋が書いてあるので、ここかな?ここかな?と探りながら歩いている。


結構面白い。

最初はあまり期待していなかった。もう宿場町も茶店もない。名残が残っているところもあるが、今や普通の生活道路。でも、知っている筈の街も、実際に歩くと発見があったりして。


車で通ったことのある道すらも歩いてみると新鮮。交差点に残る町名で、ここは昔こうだったのかな?と勝手に想像。


江戸時代、お伊勢参りが大ブームになったと聞く。

旅なのだから楽しいだろうが、相当な距離を足で歩くのは、かなり大変だし、江戸の人たちの健脚振りに驚いたもの。


でも実際に旧街道を歩くと、いや、これは道中こそがとても面白いのでは?と感じた。


コンビニのイートインで休憩したり、気になった食事処や喫茶店に入る位しか、今はできないけれど、それが十分に楽しい。そしてこの道は参勤交代をしたり、人々が行き交ったわけで。そんな歴史が染み付いている。


そんなことから「東海道中膝栗毛」を読んでみたいと思った。


オリジナルを読む素養がないので、村松友視の現代語訳版。割と評価が高かったので2001年の出版だが、中古を購入。


まぁ、全編落語か漫談か?という調子。


いきなり女性が呆気なく亡くなって、少々驚く。


景色というのは少ないが、名物は色々登場。しかし、なんといっても道中に関わりあった色々な人たち、宿の人、店の人、道連れになった人達との滑稽なやりとりが醍醐味。


弥次さん喜多さんの掛け合い漫才のようなやりとり、時折挟まる狂歌、騙し騙されの散々な経験。


とろろ汁が登場する場面は、まるで吉本新喜劇。


途中巫女が登場するシーンは、ちょっとトーンが変わる。そして旅を重ねて二人の友情も深まり、その人間性も成長・・・というほどには成長していないのかな?


のっけにあっさり亡くなってしまった女性は、亡くなりっぱなしという訳ではなかったので、ちょっと安心。


解説を読むと、十返舎一九の原作は当時のベストセラーにして20年以上のロングセラーだったらしく、当時としては珍しい専業作家だったらしい。


さて、「あきない世伝 金と銀」のドラマ・シーズン2が4月からNHK BSで放送開始されるそう。小芝風花さん、大活躍ですね。


楽しみです。