「緊急に自分を労る必要性」。

韓流ドラマ「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」の中で、最も印象に残った台詞。

サヴァン症候群の医師を扱った「グッドドクター」とか、自閉症スペクトラム障害の弁護士をヒロインにしたものとか、少年犯罪をテーマにしたものとか。割と扱うのが難しいのでタブーになりがちな題材を、うまく料理することが多い韓流ドラマ。

今回は精神科病棟を舞台にした。

毒親とか、働くお母さんの苦悩とか、パワハラ上司とか、過酷な競争社会とか(これは特に韓国の方が厳しいが)、割とありがちな話も盛り込まれる。

当然のように、統合失調症、双極性障害、社会不安障害、うつ病、パニック障害、境界知能、境界性人格障害、そういった疾患も登場する。

でも、ドラマのメッセージのように正常と非正常はまさに地続きで、どちらに転ぶかわからない、皆そういうところに立っている。

居場所。

多分、誰にでもそういう場所が必要だ。自分が一番輝けて、一番安らげる場所。わくわくして、必要とされて、ほっとできる場所。あるいはそういう人がいる場所。

すぐに出会える訳でない。そういうことも多い。居場所だった筈が少しづつ変質していつのまにか居場所でなくなりつつある。そういう場合もあると思う。

ひょんなことで自分本来の居場所に気づけたり、自分の思いとミスマッチだったことを気づいたり。色々あるように思う。

そこじゃない場所に居る場合。自分で環境を作るのが有効な時もある。

それが、緊急に自分を労る必要性 なのかも。

このドラマ、実は看護師が陰で医師の悪口言ってたり、とか、看護師長と薬剤部長がバトルしたりとか、ありきたりな医療ドラマではみられないような場面もあって、逆にリアリティ感じたりする。

社会的スティグマをもう一度再考する、良いドラマだと思った。

韓流お約束の、三角関係が微妙に絡んだラブロマンスも、無論あります😉