うつで入院したことがある。その時の私は夜昼関係なく一切寝れなくなっていた。4日くらい寝てなかったと思う。
今は珍しい6人部屋。窓は十分に開かない作りになっていた。隣の若い子は幻聴が聞こえるみたいだったが、他の人はぱっと見どこが悪いのかわからず。でも、強い薬を飲んでいたみたいで、ぐったりと寝ている人が多かった。私も、強い薬をもらったが1時間寝るのがやっと。
向かいのベッドに🛌うつの中年女性が入院してきた。入院当日の夜、その人は大音量の高いびきで爆睡。皆ゴソゴソ起きだして「寝れないですね」「寝れませんよね」「なんか話します?」「そうですね」夜中に雑談会がはじまった。
斜め向かいの人は陽気で明るく、お喋りが楽しい人だったけど、ちょっとテンション高めだった。一番遠い斜めの人は、人懐こく、たくさん折り紙用の小さな紙を持っていて、中にお手紙書いて鶴とか奴さんとか折り私に何度も届けてくれた。私は口でありがとうしか言えなかった。私が退院する時はちぎれんばかりに手を振ってくれた。
普通の病棟と違うのは、午後になるとラジオ体操したり、卓球したり、バドミントンしたりの時間があったこと。ぐったり寝ていた彼女達も頑張って体を動かした。塀に囲まれた高い空が印象に残っている。ちょっと塀の中に似ているかな?と思う部分もあった。
やっと2,3時間寝れるようになって退院した。こういう特殊な環境の思い出は結構鮮烈に覚えてる。