私の父の話。一生懸命勉強。国家資格をとり、それを活かして今もある一部上場企業に就職。仕事もやりがいがあった。でもさほど高報酬ではなく、知り合いと二人で会社を作って独立。起業だ。その時はきっと前途揚々。だが二人起業は、人間関係が拗れるとややこしくなる。空中分解。父が追い出された。10年にわたる裁判。新たに商売を始めた。出資は母方の祖父。出資者の意向で父の資格を活かしたビジネスというわけでなく。苦労していた。ま、個人事業主。資本家階級。但し、スケール小さすぎて、いつ経営が行き詰まるかと気苦労が絶えなかったよう。兄と私には、安定した職業を選択するよう助言。これ主に昭和前半のお話。
叔父も会社を作っては潰し、作っては潰し。母方の祖父も会社を経営していたけれど、まぁまぁの規模。父より成功。でも今その会社はない。なので、私の知っている大人は今風なら起業家たちばかりだけど、さほど楽じゃない人生送ってた。戦争もあったし。
昔は年金もなく。自衛のため、皆投資していた。株、不動産。アパート経営、駐車場経営。父と叔父は戦争に駆り出されたから軍人恩給と僅かな年金。
サラリーマンがメジャーな働き方な時代は、そんなに長い歴史ではないんじゃないかな。その時代の経営者は多分、父達よりもちょっと順調?それは日本全体が右肩上がりだったからかも。
今若い人は悩んでいる。どういう働き方をするかって。どの道を行っても苦労はあると思う。損得で考えていたら、状況がかわって逆転するかも。経営者が眩しく見えても、そういう時代背景があったからかも。サラリーマンも時代背景で左右されているのかも。親世代だけじゃなく広いスパンで見てみたら。未来に正解はないと思う。ただ決めて進むしかないと思う。