ちょっと道を間違えてハラハラしながらも、
無事大学病院に到着
検温をすると37.3℃…微妙な体温💦
念のため…とPCR検査💦
問診票を書き、持参した紹介状と直近の採血結果、おくすり手帳を看護師さんに渡して待機。
しばらくして、PCR検査は陰性です!と伝えられてホッとしていると、診察室に案内されました。
血圧を計り、脈をとる…
先生が「はやいなぁ」と。
脈拍が、110を超えていました
腹痛は?「はい、あります」
すごく痛い?「いや、まあまあ」
辛いよね?「まあ…」
…みたいなやりとりがあり、ベッドに横になるよう言われますが、横になるとお腹が痛むようで、車イスに座らせてもらうことに。
「バイタルがだいぶ悪いね…」
…と、他のお医者様や看護師さんと話しているのが聞こえます
採血をし、他に必要な検査をするので、しばらく待合室で待つよう言われ、主人と二人で待機。
途中で何度か検査に必要な同意書のサインを求められたり、息子の様子を伝えて下さったり(点滴で痛みが落ち着いた…とか)、今まで飲んだ薬のことを聞かれたりしましたが、それはそれは、ながーいながーい時間でした
どのくらい時間が経ったでしょうか…
診察室に呼ばれると、息子はベッドに横たわり点滴をしていました。
私達の顔をみて、少しホッとしたような表情に見えました。そう見えただけで本心は分かりませんが…
「IBDの先生に連絡をして状況をお伝えしたところ、うちでお預かりして診させてください…とのことでしたので、息子さんはこのまま入院となります」
ホッとしました。
ちゃんとしたところで、ちゃんと治療してもらえる
…で、先生からの説明。
現時点での分かる範囲での状況ですが、
との前置きの元、
採血の結果、かなりの貧血であること。
炎症の数値がかなり高いということ。
そして、
造影剤を使ったレントゲンをみると、
大腸全体が腫れ上がっていて、腸が伸びきって腸壁がかなり薄くなっている箇所がある
…という、恐ろしい説明がありました
更に、
万が一、腸が破けたり穴が開いたりするようなことがあれば、緊急手術になります…と
怖い…怖い…どうしよう…
一番辛いのは息子。
淡々と説明を寝っ転がりながら聞いていましたが、
心中いかばかりか…
そして、入院中に必要な検査に対する説明と同意書へのサインを事前に行いました。
実際にはやらない検査もあるかも知れませんが、可能性のある検査に対して全て…
検査の度に逐一お呼び立てして、説明して、同意書を頂く手間を省く為です…
コロナの関係もあって…とのこと。
輸血
造影剤を使った検査
MRI や CT
胃の内視鏡検査
大腸の内視鏡検査
静脈カテーテル
麻酔
…他にもあったかな、思い出せませんが
それからまたしばらく、待合室で待機していると、
病棟に移動する準備が整ったのか、看護師さんが息子の車イスを押してやってきました。
今日お会計は出来ないので、明日入院の手続きをしに来て下さい。その時に入院に必要なものを持ってきてあげて下さいね
本人とのやりとりは、LINEとかOKですからね
そんな話をしながらエレベーターに乗って移動し、病棟入口までお見送り。飲み物は自分で用意するよう言われたので、ミネラルウォーター2本を息子に渡し、名残惜しむ間もなくお別れ…
「じゃあね~」と手を振り、あっという間に連れて行かれてしまいました💦
さて、帰ろうか…
時計をみると、午前0時をまわっていました。
どうしてこんなことになってしまったのか…
心の底から代わってあげたいと思いました。
病気を宣告されてから、ずっと、ずっと、
そう思っていました。
代われるものなら代わってあげたい。
今もそう思います。
午前1時をまわる頃…
布団に入ろうと思ったら、息子からLINEが!!
「俺って、もう寝ていいの?」と笑