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僕たちの結婚記念日と息子の誕生日は近い。

なのでそのお祝いにかなりお高目なレストランにディナーに行く。

コロナ禍は行けなかったが、それを毎年の家族行事にしている。

年イチの贅沢だ。

 

僕が小学校の頃、普段はジャージのクラスメイトがそれなりの格好をして登校。

「今日は高級レストランに行くんだ~」

と、町にできたばかりのBigBoy(ハンバーグレストラン)に行っていた。

昭和の小学生にとって高級レストランってそんな感じよね。

 

でも、時代は令和

ガチなレストランで、サービスも抜群。

コース料理を頼んでも、糖質管理が必要な息子にも対応してくれる

今年はスパゲティに代わって、どでかいアスパラのステーキを提供してくれた。

 

 

そんなレストランに行った日の朝。

花粉症で鼻グズグズな父に向って息子は心配の声をかける。

 

「花粉症、大丈夫?」

 

相変わらず息子はやさしい。

 

「せっかくレストラン行くのにね~味わかるかな?」

と僕。

 

息子はそれに対し…

「かわいそうに。パパ、

ざんねんないきものだね。」

 

おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!

 

↓↓↓これ?

 

 

 

どうやら息子は「残念だね」と言いたかったらしいゲラゲラ

 

それ以来、妻は僕が鼻をぐずぐずさせていると、僕に「今日もざんねんないきものだね」とケンカを売る笑い泣き

 

 

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