初めてご訪問いただいた方はこちらをどうぞ→息子と糖原病Ⅵ型

 

善意。

 

先日、このブログを再開して久々にうれしいことがあった。

 

 

アプリを起動すると一通のメッセージが。

この記事を書いた直後だ。

 

 

 

 

 

 

「リブレ、余っているので使っていただけませんか?」

 

リブレは血糖値を持続的に測定する機器だ。

2週間分データの蓄積が可能で、それが終わればつけかえる。

 

常に血糖値を管理しなければならない(と推測される)糖尿病の患者さんにはとても都合のいいアイテム(と推測されるの)で、だからこそ保険が適用されているのだろう。

…安易に糖尿病について分かった風なことは書けないあせる

 

一方で僕の息子は、一年に数回のみの測定で済んでいる。

顕著な低血糖は今のところ認められず、食事療法の妥当性を検証するために使っている程度だ。

 

ご本人かご家族か、毎日お使いになっている方が、息子のために余っているリブレを進呈したいと。

 

心の底から感動した。

ご自身に必要なものを、他者に分け与えるそのお心。

 

僕は返事を書いた。

 

ありがとうございます。

息子は毎日使うわけではないので、ご自身・ご家族様のためにお使いください。

お気持ちだけ、いただいておきます。

 

…ちょっとまて!

お気持ちだけ頂いておきます?

この言葉、失礼じゃないか???

リブレ > 気持ちってならないか??

 

そう、その「気持ち」が本当に尊く、その「心」に人は救われるのだ。

 

まして先方も病気を抱えている方!

 

僕は返事を書き直した。

 

お気持ちだけ、頂いておきます。

お気持ちだけ、というよりもそのお気持ちがなによりの励みになります。

 

そうだよね。

僕は何度もいろいろな方のお心に救われてきた。

 

久々にブログに戻ってきてよかったな~って思いました。

 

※ご本人の承諾を得て記事を書いております



リブレのスキャナー。