初めてご訪問いただいた方はこちらをどうぞ→息子「ぽこ」と糖原病Ⅵ型

 

 

修学旅行引率に出発する日のその朝。

祖母にもヘルプに来てもらっていた朝。

息子はいつも一緒に寝ているぬいぐるみも持たずに、リビングに起きてきてもうだうだ。

少し体温が高いようだ。

 

検温すると37.7℃。

37.4℃くらいはしばしばある。

そんなときは熱を測りなおすと37.0弱に下がることがある。

ちょっと高めだな…。

少し心配しながらも、こちらは修学旅行の引率

ママは僕よりも先に職場に向かっていた。

僕は祖母(=僕の母)に「何かあったら電話して」と息子を託して出かける。

 

集合場所へ向かう途中祖母からLINEが。

 

「39.1まで上がった!」

 

こりゃダメだ…。

コロナの可能性、濃厚接触の可能性がある以上、僕は修学旅行の引率などできない。

上司や校医と連絡を取りながら、僕は引率を断念し、自宅に向かう。

 

家では息子がぐったりとしながらテレビを見ている。

再度熱を計ると39.6℃に上昇していた。

かかりつけ医に電話すると11:30まで受け入れ不可とのこと。

あと2時間以上ある…。

 

コロナの可能性があったので、ママも出勤途中を引き返す。

両親そろったところで、息子が苦しみだす。

 

「足が痛~い」

「頭が痛~い」

「お腹痛~い」

 

涙を流しながら訴える様子に救急車を呼びたくなった。

でも、意識がはっきりしているし、ぼーっともしていないので救急車は呼ぶことはできない。

 

足の痛みは関節痛かもしれない。

今まで熱など出したことのなかった息子が初めて経験する痛み。

関節痛がひどいのはパパの遺伝子を受け継いじゃったね。

ママは熱を出しても平気らしい。

 

診察までの2時間。

かなり苦しかったようで、起きているときは涙を流して色んなところを痛がっていた。

一度だけ吐いたが、そのときも…

 

吐く直前に息子は起き上がって…

「きえええぇぇぇ!」

と絶叫。

インフルエンザの異常行動が頭をよぎる。

糖原病も基礎疾患に入るので、背筋が凍る光景だった。

 

熱を出して涙を流して苦しむ息子の姿も僕は初めて見た。

なんせ熱を出して保育園や学校を休んだことが今まで一度もなかった子だ。

 

そんな苦しい中でも、息子はふと目を覚ましたときにふと思い出したように…

「コーンスターチは!?」

ということがしばしば。

 

こんなときは気にすることないのに…。

ちょっと心が痛むぐすん

 

11:30。

20kgにもなった息子を、久しぶりに抱っこしてかかりつけ医へ。

ぽつぽつと小雨が落ちるが、息子が重すぎて傘など差せない。

徒歩2~3分程度だ。

 

診察が始まる。

のどを見て胸の音を聞いて…風邪をひいたときと変わらぬルーティンだ。

と…。

 

「お咳とたん切りのお薬、解熱剤を出しておきますね」

 

え?それだけ??

不安になった僕は切り出す。

 

「あの…検査とかはしなくていいんですか?」

 

「コロナかどうかは検査をしてみないとわからないんですよ」

 

「……?」

 

「検査、してみます?」

 

「あ、はい。お願いします」

 

「結果は明後日の朝になります」


その日の夜まで39℃台に上がったり、37℃台まで下がったり。

翌日は最高でも38℃台におさまって、36℃台もちらほら。

医師から自発的に検査を勧められなかったため、コロナじゃないんだろうな…と思ってた。


《つづく》

 

 

振り返り記事ですので、もう息子は大丈夫です!

 

 

 

3日目からケロリと元気になった息子。

あまりの暇さにベランダからスケッチ。