私は音楽理論を勉強したことがないのですが、妻の死後52歳で初めてギターを購入、弾き始めて以来はや14年、そのギターを弾きながら「あぁ、ここが理論でいうところの○○なのか!」などと独学で勉強している毎日です
さて表題のヘイ・ジュード
それっ何?と思われている方も以下のYouTubeから引っ張ってきた曲を聞けば「この曲ね!」と、多くの方がご存じのビートルズ後期の名曲です
で、これのどこが転調なの?
私もこの曲が転調されているなど思いもしませんでした
それが昨日、何の気無しにyoutubeを見ていて、何気なく開いた下の動画を見て「目から鱗」というか「青天の霹靂」(大げさ😅)とでもいうか、まさしく「へぇ〜、そうだったのか!」と
でも疑い深い私は動画で宮川彬良先生がおっしゃっていることを俄かには信用できず、自分でこの曲のメロディをギターで弾いてみました
宮川先生、ごめんなさい!先生の言うとおりです!
この曲はkey:Fなのですがサビの部分はkey:B♭です
以下の動画にもありますが、宮川先生はこの曲をオーケストラ用に編曲した際、最初のサビが終わったあと「na-na na、na na na na」の部分を入れずにすぐに曲の頭に戻らせようとしたところ戻れない(無理やりなら戻れるけど)ことに気づき、それでわかったそうです
ポール・マッカートニーさんも私と同様、音楽理論など学んでおらず、でもこうやってとても高度な?曲をかけちゃうところは「すごい!」としか言いようがないですね
私は今日までこの曲のすごいところは最後の「na na na〜」の部分だと思っていました
コードがF→E♭→B♭と進行するところです
ここって私の未熟な知識ではF→Gm→B♭になるのが普通と思うのですが、初めて楽譜を見たとき「えっ!」と感じたのを今でも覚えています
GmをE♭にしていることで曲に深みというか揺らぎが出ていて、とてもきれいです
どうやったらこんな発想が生まれるんだろう?とも思いました
ビートルズの楽譜を見ると「えっー!」と思うようなコード展開、転調がいっぱいありますよね
たとえばオクトパス・ガーデン
この曲はkey:Eのありふれたコード進行なのですが、間奏のギターソロ部分はkey:Aです
ギター弾いていて気づきました
ジョージ・ハリスンさん、しれっと何事もないように弾いていて、しかもつながりがとても自然なのですが、明らかに転調されています
それでいてギターソロの最後、またしれっとkey:Eに戻ってますよね
私は自分で弾くまでここが転調されていることに気づきませんでした
今のJ POPを聴くと「こんなこと当たり前」のような曲作りがされていますが、それはおそらくビートルズを聴いてその音楽性に感化された人たち、つまり今のJPOPの礎である大瀧詠一さんや井上陽水さん、桑田佳祐さん、山下達郎さんand竹内まりやさんなどが、こぞってリスペクト、トリビュートした曲作りをして、それに影響を受けた次の世代の方々が同じような、あるいはもっと進化させた曲作りをしているからなのだろうと思います
そういえば何かのインタビューで坂本龍一さんが初めて大瀧詠一さんや細野晴臣さんに出会った頃、彼らの曲を聴いて「これは〇〇だね」と音楽理論を述べたところ「それって何?そんなの知らない」と返されびっくりした!と書いてました
ビートルズのメンバーも大瀧詠一さんや桑田佳祐さんも楽譜は「読めない、書けない」だったそうです
音楽って、まず「曲ありき」で、理論は後付けなんだなと思うこの頃です