ずっと涼しかったのですが

ここ2、3日は

札幌も暑くなりました

 

ただ見上げてみれば

上空には巻積雲(たぶん)

その下の雲の塊は層積雲(たぶん)

 

数年前に気象予報士目指して

勉強してたことがあったので…

(でも早々にコリオリの力で挫折)

 

で、なにを言おうとしてたかというと

つまり、これは秋の空

8月もまだお盆の前だというのに

空はもう秋

 

ここしばらくは

30℃前後の日が続くようですが

地上の気温と空とは別物なのかも

 

お盆といえば

いつもモヤモヤすることが…

 

明治政府が1872年に

改暦したことにより

季節がずれてしまったことです

 

1872年は12月2日で終わり

12月3日が

1873年の1月1日になりました

つまり約1ヶ月

日付が前倒しに!

 

お盆は旧来より

7月15日が中心です

 

改暦後、日付を優先すると

季節感が合わないなど支障が多く

旧暦の7月15日

イコール

新暦の8月15日前後が

お盆になったのだとか

 

お盆以外にも

季節感が合わないことは

いろいろあります

 

中秋の名月なんかも

 

中秋の名月は

8月15日の満月のことなのですが

新暦では

なんと上記のお盆と同じ日に

 

アチャ!

 

中秋の名月も

1ヶ月後ろ倒しになりました

 

まぁ、8月15日に

中秋と言われても…

 

なんで8月15日が

満月と言えるかというと

 

旧暦は太陽太陰暦なので

新月の日が始まりの日

つまり1日目

なので15日は必ず満月なのです

 

まったくの私見なのですが

年賀状に書く「迎春」

 

旧暦でのお正月は

新暦でいえば

1月22日から2月19日の間の

新月の日だそうです

 

これから春です

という立春は2月上旬です

だから年賀状に

「迎春」と書くのでしょうか?

 

ちなみに

旧暦の太陽太陰暦では

前述の立春などの

二十四節気は

太陽の動きが元ですが

 

暦(こよみ)は

月の満ち欠けによる

29.5日が1ヶ月です

 

足りないので

二十四節気などの

季節感がどんどんズレて

補正するために

閏月(例えば12月が2回)

バンバン入ります

 

平均7回/19年の割合で

閏月が入ったそうです

 

それにしても

明治政府はなんとも

大胆なことをやったものですね

今の政治体制なら

絶対に無理でしょう

1ヶ月無くなったら

大騒ぎどころじゃない!!