希夙の絵本とイラストと☆彡

  希夙の絵本とイラストと☆彡

宇宙からの目で伝えます
 


イースター島のモアイ像は
本来 目があったんです

イメージが違って私には
大きな驚きでした

立って 目がはめ込まれ
初めて マナ(霊力)を宿すんだそう

その身体は 村を向いているけれど
見つめているのは 宇宙 と感じました



 

アフ・コテリク タハイ儀式村



今 イースター島で目がはまっているのは 上の写真のアフ・コテリク一体だけです

「マナ宿る」©希夙

イースター島で描きました


何で赤い目だったんだろう…


とても疲れていて 火星のエネルギーが欲しかったのかもしれない


瞳の色は 赤 赤色凝灰岩で
白目は 白珊瑚で作られていたそうです


マナは領地を厄災から守り

家畜を繁殖させ

さつまいもや サトウキビが豊かに実らせる

人の中では神から力を授かった王が

最大のマナを持つとされました


モアイはお墓でもあり

死者のマナが再び 像に宿り

村にマナの力を与えるもの


イースター島への渡って来る者が増え

多くの村ができ 

多くのモアイが台座に立った

小さな島にモアイが約1000体


やがて 権力の象徴 へとモアイは変化したのだそう




 

アフ・トンガリキ


島民が増えすぎたのか 荷物に紛れてきたネズミの大繁殖があったのか

島民は食料危機に陥り


部族間による 

モアイ倒し戦争が始まります 

それは150年間続きました


守り神 モアイのマナの力を潰すため

うつ伏せに倒され 目は粉々に砕かれ


全てのモアイは倒されました




今も倒れたまま朽ちていくモアイがあります


 

タハイ儀式村


今立っているモアイ像たちは
後世になって 立て直されたもの
アフ・トンガリキは
日本の建設業者さんが 建て直したものでしたよ


イースター島には
モアイの他にも歴史がありました
鳥人儀礼です


 

オロンゴ


鳥人儀礼の地

1年に一度 部族を代表した男たちが

切り立った絶壁を下り

荒海を泳ぎ渡り

向こうに見える小島に 海鳥の卵を取りに行くんです

恐ろしや

多くの勇者が命を落としたそうです



最も偉大な神マケ・マケの化身は
頭は鳥
身体は人間
強いマナを持つ

人が化身となる為に 行われたのが鳥人儀礼
最初に海鳥の卵を手にした部族の長が
その年の鳥人となります
部族間闘争をおさめるために産み出された 聖なる命がけの儀礼でした

モアイ倒し戦争が始まる中
鳥人儀礼も権利争いへと変化していったらしいです

イースター島は
小さな島だけど 地球を集約したかのような強烈な歴史を辿ります


モアイが全て倒れた島に

ペルーの奴隷狩りがやってきたのです



 

ラノカウ火山湖 湖の水は真水

この間まで 洗濯や 畑を作りに この崖を降りて湖まで行っていたのだそうです


奴隷狩りに

連れていかれた奴隷の中に 

時の王や王子も居たのだそう

奴隷となり重労働を強いられ

多くの者たちが命を落としました


見かねたタヒチの司教が ペルーに働きかけ


生き残った100人を送還

しかし その船の中で多く 結核や天然痘で命を落とし


そして帰る事の出来た15名から 島民に病が伝染 多くの島民が亡くなりました


この後も島の人々は ペルー チリ

その背後の大国イギリスに翻弄されます


チリ海軍が 

イースター島を

イギリスの羊毛会社に貸し出したのだそう

羊毛会社は 島民が羊を盗めないように 

島民をバンガロア村に監禁したのです


チリのナショナリズムの変化と

独立運動が実を結び

今があります


イースターは キリスト教の 復活祭

しかし 島の人たちは島を

イースター島と呼ばず

昔からの呼び名

ラパ・ヌイ島(大きい島)と呼びます


全島民がチリの市民権を得

島民が選挙で町長を選び

ラパ・ヌイ人のみが 島の土地を所有できるなど 特権を得たのが1964年

私が生まれた年…


1995年

世界遺産となり

チリの重要な観光資源となり

やっと豊かになりました


ラパ・ヌイの人たちが 今やっと

少しづつ 幸せを味わっている日々なのだと 感じます



 

バンガロア村



 

ガイドの最上さん イースター島に住んでおられます

ラパ・ヌイ人は 外国人を受け入れず 最上さんはとてもとても苦労されたのだと 他のガイドさんに聞きました

最上さんはこの笑顔 🌟

そんな事いいんだ って聞こえてくるような笑顔

ラパ・ヌイの歴史を知って 島を モアイを ラパ・ヌイの人たちを 心底愛してやまないんだなって思いました




 

🌟参考文献
「イースター島を行く」

   ーモアイの謎と未踏の聖地

          野村 哲也著




イースター島で 友人とよく

「この島の人たちは欲が無い」

と話しました


ホテルの中のお店は3日間の宿泊の間

ほんの数時間 それも16:00ころ

まだ殆ど 誰もホテルに帰ってない時間に ひっそりと開き ひっそりと閉じました

それでも

こうして欲しいと伝えるツアー客に

決して 出来ないと言わず

一生懸命応えようとしてくれます


これが ラパ・ヌイ人 なのかも

しれません