アンチウイルスソフト(ウェア)、ウイルス対策ソフト(ウェア)、セキュリティ(対策)ソフト(ウェア)、などと呼ばれ、コンピュータウイルスを検出・除去するためのソフトウェア。
その仕組みを簡単に説明します。
●ウイルスなどの特徴を記録したデータファイルまたは「定義ファイル」もしくは「シグネチャ」などという)とコンピュータ内部でやり取りされるデータを比較し、脅威(ウイルスなど)を検出する。
●検査対象のデータを自動的に解析し、ウイルスのような不審な振る舞いをするプログラムコードやウイルス特有のプログラムコードが含まれていれば、脅威として検出する。
●また、メモリ内に作成した仮想空間上でファイルを仮想実行(エミュレート)し、その動作を検証して脅威を検出する。
●もしコンピュータ内部に脅威が発見された場合は、駆除ができれば駆除を行い、駆除ができなければ感染元(感染ファイルなど)の隔離や削除を行う。なお、隔離や削除ができない場合は、感染元へのアクセスを遮断する。
前回でも書きましたが、ウイルスは日々新種や亜種が生まれています。
データファイルは、新種の脅威(新しく発見されたウイルスなど)や亜種(変種)に対応するため、更新や改良が頻繁に行われています。そのため日々のアップデートが大切だということをお分かりください。
PCの使用目的や、保存ファイルの重要性、インストール台数、予算などに合わせて、自分に合うセキュリティソフトを選ぶことが大切だと思います。
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ネットでの評価や、自分の環境下での使用したセキュリティソフトについて少しだけ紹介したいと思います。
シマンティク社
ノートン独自の「4つの保護層」により、ウイルス、スパイウェア、ネットの個人情報の盗難、およびその他の脅威を阻止。脅威からの保護能力・パフォーマン スの両面において、最高レベルの効果を発揮します。パソコンの処理速度を低下させることなく、脅威を遮断。スムーズで安全なウェブ閲覧、ネットショッピン グ、ネットバンキング、ソーシャルネットワーキングを行うことが可能です。
自分は現在、すべてのパソコンにこれを導入しています。そんなには重くないですね。
最大の特長は、パソコン動作に負荷をかけない軽快な動作です。
検出率No,1、軽さNo,1とセキュリティ専門家にも評価の高いウイルスソフトです。
あの価格.COMの不正アクセス事件で、唯一検知できたウイルスソフトとして注目を集めました。
トレンドマイクロ社
ノートンに次いで日本人に知名度の高いウイルスソフト。
あくまで参考ですが、第三者機関「AV-comparatives」によるウイルス検出率テストでも、20製品中19位と最低ランクの評価がされています。
個人的にも好きではありませんし、おすすめはしません。(以下の理由から)
セキュリティの会社でありながら、ネットを徘徊してると、あちこちでウイルスバスターのポップアップ広告を出したりしてますからね。
過去に、自社サイトのサーバーがウイルスに感染した事件もありましたし。
また、プロセス「coreServiceShell.exe」のCPU使用率が50%以上を占有し続けます。だってさ。で、本件につきましては現在調査を行なっております。←未だ改善されていないのか?
インターネットセキュリティ 2012
マカフィー社
ノートン、ウイルスバスターに次いで日本で知名度が高いセキュリティソフト。
ウイルススキャンは、「簡易スキャン」、「フルスキャン」、「カスタムスキャン」の3つがあるが、 「簡易スキャン」でも、CPUの稼働率は高くなる。
以前のものよりは軽くなったそうですが、他社ソフトと比較するとまだ重い部類に入るらしい。
マルウェア対策性能に優れた製品とのこと。しかしカスペルスキーを入れるなら、カスペルスキー 2012
マルチプラットフォーム セキュリティの方がいいみたいですね。でもこれは上級者向け。
ウイルスセキュリティ ZERO
評価はあまりよくありません。
性能が上がってきているとは言え、まだまだ他のセキュリティソフトほど良くありません。ウイルス、スパイウェア感染をしないように、自己防衛できる人は、選択肢に入れても良いと思います。←これじゃセキュリティソフトの意味ないしね。
個人的意見ですが、おすすめしません。
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無料のセキュリティソフト
Microsoft Security Essentials
Windowsのマイクロソフト社が提供する無料のセキュリティソフト。
重くない動作に、そこそこの安全性が確保されてます。評価の方も悪くはありません。
注意点として、有料版と違い万能ではないということです。
また、ファイアーウォールはWindows標準のものを使うといいでしょう。
アバスト! バージョン7 無料アンチウイルスソフト
世界で最も有名な無料のセキュリティソフト。
こちらも無料でそこそこの防御性能があります。
無料のセキュリティソフトは、※ファイアーウォール機能が装備されていない点が要注意です。
※ファイアーウォールとは
ある特定のコンピュータネットワークとその外部との通信を制御し、内部のコンピュータネットワークの安全を維持することを目的としたソフトウェア(あるいはそのソフトウェアを搭載したハードウェア)の技術のこと。
ファイアウォールは、「信頼できるネットワーク」と「信頼できないネットワーク」の2つのネットワーク間のアクセスを制御するために使われる。
具体的には、信頼できるネットワークとインターネットなど「信頼できないネットワーク」の間で出入りするパケットを監視し、決められ たルールをもとに通したり破棄したりする。
このルールは、ネットワークをどのように運用したいかという、ユーザーが決めたルールを使います。
ファイアウォールを導入すれば、外部の攻撃からネットワークを守り、セキュリティを大幅に高めることができます。しかし、ファイアウォールですべての 攻撃を完全に防げるわけではありません。例えば、コンピュータウイルスの侵入や、未知の脅威、内部的な脅威も保護することができないので、アンチウイルスソフトとの併用が重要です。
その他にもたくさんの有料のセキュリティソフト、そしていくつかの無料のセキュリティソフトがあります。
導入に迷ったら、相談していただければ個々にお答えしますね。
こちらも参考にして下さい。セキュリティソフトの総合情報サイト
漫画で見る、セキュリティあれこれ↓
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あと、偽セキュリティー対策ソフトが出回っているので要注意。
ウイルスやスパイウエア駆除のフリをしながら、実はそのソフト自身がウイルスやスパイウエアとして動作するという悪質なもです。大手サイトの広告にも登場しているので警戒しましょう。
上のような画面になります。ウイルスを発見するためのスキャンに見せかけたもので、まったくの偽画面です。
この画面では「システムエラー数:35」などと表示して、いかにもパソコンに問題があるように見せています。
これにだまされて「パソコンエラーに無料スキャンを実行」の「こちら」を押してしまうと、偽セキュリティー対策ソフトが導入されてしまう。ところが、この ソフト自体がトロイの木馬(ウイルスの一種)なのです。導入すると外部から遠隔操作されたり、ほかのウイルスなどに強制的に侵入されたりすることもありますので、騙されないように気を付けて下さい。
Microsoft Security Essentialsを装う偽セキュリティソフトも報告されています。
では本日はここまで。

