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コウタとコウタロウ

僕にそっくりな柴犬コウタ君の日記です。

「ティファニーで朝食を」を観たせいで、ムーンリバーな帰り道。

小雨がパラつく空模様なので月は見えないけれど、コオロギなんだか、すず虫なんだかが、コッソリ奏でるサウンドが心地よい。

いや、出てこなくていいよ。君らは決して目の保養にはならないから。


それにしてもオードリーヘップバーンは、50年前の人とは思えないほど現代的な美人だな。

もしくはああいう顔が、普遍的な美人顔なのだろうか。

クレオパトラ、楊貴妃、小野小町。

僕はどちらかといえばタヌキ顔というか、ガチャピンみたいな顔の方が好きだけど。


さて、コウタはすっかり元気になってしまって、悪ガキモード全開。

ご飯もちゃんと食べるようになって一安心である。


柴犬はタヌキ顔と、キツネ顔があるそうだ。

コウタはどっちかというとキツネ顔なのだろうか。




この写真を見るとキツネにしか見えない…。

大人になると顔も変わってくると思うけど、そのM字まゆげだけは、

無くならないでいてほしい。




ホントお前は、面白い顔だな。

ジスロマックを多めに処方されて体調を崩したコウタ。




僕のネット調査によると、この薬は「稀に」副作用で下痢、嘔吐が起こるらしい。

「稀に」というのは、出現確率として0.1%以下ということだそうだ。

統計的に見てだいたい1000回に1回は発生してしまうとのことで、

気の利いた病院だと、胃薬とか整腸薬と一緒に処方するみたい。

ちゃんと事前に調べておけば良かったと反省する。


というわけで、メイン病院を変えて点滴の日々…。
コウタはすっかり病院嫌いになってしまったようで、

待合中に僕の足に絡まること絡まること。



身動きとれないんですけど。


ちょっとずつ良くなっているみたいだから頑張れよな。



点滴の前の静けさなコウタ。


天気予報が外れやがったので、キャンプには行かずに近所を散歩。

すれ違う人々がコウタとコウタロウを、微笑ましい眼差しで見ている気がする。



ふふ。

一気にこの界隈のアイドルになりそうだな。


だがやはり二日酔いの身に朝日は辛い。

一昨日の飲み放題と、昨日のカベルネに脳幹がやられちまっているようだ。

酒が無いと生きていけない身の上だが、コウタも居ないと生きていけないかもしれない。


コウタ君、散歩は慣れてきたかい?



「親分、この草美味しいね」


点字ブロックを乗り越えられなかったり、マンホールに恐れたり、

道端のシミをオアシスに見立てたり、まだまだ目は離せそうもない。


そんな秋の穏やかな陽気のように、今日一日も過ぎ去っていくのだろうと思っていたのだが、昼からコウタの様子が一変する。


何も食べない。

水を飲まない。

胃液を吐く。

下痢をする。


昼から比較的近場の動物病院へ直行。

この病院は赤ひげ先生で有名らしく、90分待たされたが納得の診察を受けることができた。

どうもクシャミ対策で処方された、ジスロマックが胃腸にダメージを与えているみたい。

あとで家でネットでしらべても、処方された分量が異常なのが明らかだった。

ペットショップお抱えの病院は駄目だな。




点滴打って帰ってきたコウタ。

早く良くなって。