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 大阪にてご自宅や、会場へ、出張で 着付け&ヘアセットをしております「 出張着付け 雅 〜みやび〜」


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               ☆ 中山雅美です☆





2022年3月23日 日曜日のお客様は、臨月間近の妊婦さんです。





黒紋付(喪服)着付けのご依頼を頂きました。





臨月間近なのに、着物をお召しになるなんて、よほどの旧家のお嫁さんで、お姑さんが格式を重んじられ、妊婦さんでも黒紋付を着るように命じておられるのかと思いました😂💦





最近は、ご親族のお葬式でも、黒紋付をお召しになる方はほとんどいらっしゃらなく、ましてや臨月前の妊婦さんなら、よほどの事情があるのではないでしょうか?





私は、臨月の妊婦さんでも着物を着付ける自信はあります。





しかし、臨月間近のお腹だと、着物の幅が足りないので、歩いたり座ったりすると長襦袢や素足が見えてしまいます💦





又、お腹の真ん中より上で腰紐をかけるのでおはしよりが出ない可能性もあり、帯の長さも足りません💦💦





それで、ご自分サイズのお着物か、大きめのお着物をレンタルされるのか、尋ねてみました。





すると、「喪服は母から譲り受けたもので、私のサイズに仕立て直してもらったものです。でも、その母が亡くなったので、出来たらこの着物を着て母を見送りたいのです。」とのこと!





そんな事を言われると、なんとしてでも着せてあげたいです😭😭😭





思わず「お任せ下さい!」と言ってしまいました✨





告別式まで日にちがないので、それまでに色々考え、色々工夫して当日着付けさせて頂きました。





前から見ても、後ろから見ても妊婦さんとはわからない着姿です✨✨✨



(こちらでは、細く見える着付け方法をしています)

しかし、横から見るとやはり妊婦さんですね。





おはしょりも出ましたし、帯も一重巻きですが、柄がちゃんと出るように結んでいます✨✨✨






横から見ると、幅が狭いので脇線から20センチくらい被せられていません💦💦






このままで歩いたり、座ったりすると、絶対に中が見えてしまうのです💦💦💦





それで、中が見えても大丈夫なように、白の長襦袢ではなく黒にしました。





しかし、長襦袢を黒にしても、幅が足りないと襟が合わせられない可能性があります。





そんな時に便利なのが、嘘つき半襟です✨✨✨





上半身は、肌着に白の嘘つき袖を付け、嘘つき半襟を付けて、下半身は、リサイクルで買った夏の黒紋付を裾除けに加工して、それをつけました。







そして更に素足が見えないように、黒のタイツをはいて頂くと、中身が見えても大丈夫です👌👌






無事に見送られた…とメッセージを頂きました。






有難う御座いました🙏✨✨

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私も嬉しいです🥰





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