茶道への架け橋としての期間限定完結型のレッスンと共に、
茶道の心の教えを軸にした研修・セミナー・講座等々を
京都・大阪・東京にて開いております合同会社紅翠でございます。
プレ講座を経て、本年一月より始まりました新講座
「そっと伝えておきたい和の心得~おもてなしを受け取るチカラ」と共に、
私には、ずっと心の奥に温めていたものがありました。
いつか形にしたいと思いつつ、長年形に出来ずにいたもの
それがようやく、、ほんにようやく、、ご助言も頂き形になりつつ、平成29年秋に開講の運びとなりました。
「紅翠流花嫁修業講座」
秋開講に向けて・・「その1」はこちらから★
本日は「その2」にお付き合いくださいませ。
私の若い頃の夢は「いいお嫁さん」になる事でした。
結婚28年を過ぎ、娘息子も巣立った今「いいお嫁さん」であったかどうかは、主人に尋ねてみませんとね(笑)
結婚もまだ決まっていません時に記していた懐かしいノート
・・昭和でしょ(笑)
当時の想いと共に大切に残しています。
私の若い頃は「花嫁修業」という言葉で示される習い事や、日々の暮らしの中で教わったり見習う事が沢山あり、家の中の母だけではなく、お手本の様な方々を身近に感じることが出来た時代です。
お茶、お花、和裁、洋裁、書道、、色んな習い事もさせてもらいましたけれど、「お嬢様」でもなんでもなく、うちは至って平凡な家庭
一つ違いがあるとすれば、両親の年が離れていました故、父が明治生まれだったという事でしょうか。。
明治生まれの父、昭和一桁生まれの母、そして私の三人家族
時に、犬、様々な鳥、熱帯魚、、も居ましたね、、
母は、いつも丁寧な言葉で父に話していました。
、、と申しましても家庭内の普通の言葉ですよ。
「おはようございます」から始まって「おやすみなさい」
「おはよう〜」「おやすみ〜」ではなく、
「おはようございます」「おやすみなさい」だったということです。
とびっきりよそ行きの堅苦しい言葉を使うということではないのです。
父への尊敬の心から発せられた「言葉、話し方」だったと思います。
関西弁ですから、文字におこしましたら、「それ、丁寧な言葉ですか?」と仰せいただくやも知れませんけれど…。
家庭内で互いを尊重するという心を大切にしたいと、こうして、両親の有り様を思い返して改めて私自身が思っています。
(父は、27年前に他界、母はお陰様で今も元気です)
「紅翠流花嫁修業講座」では、こんな些細な「言葉」も大切に学び合いたいと思っています。
「紅翠流花嫁修業講座」 京都にて開講中でございます。
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