こんにちは。
紅翠でございます。
ここのところ週末、
お天気が崩れることが多いように感じます。。。
今日も、大荷物を持ってお稽古においでくださって・・
なんともお気の毒なことでございます。
レッスンの折、様々に着物や帯、小物をお持ちになって、
「どれと、どれを合わせたらいいですか?」
「コレって、どんな所に着て行けますか?」
・・・・などなどご質問を受ることがあります。
和装は堅苦しい・・と思われがちですが、
基本さえ心得ておけば、
TPOに合わせて自由に、個性的に、気楽に
オシャレを楽しんでくださっていいのです。
ただ、この「基本的」は、時代が変わっても大事にして欲しい・・
そう思って・・・
様々な「基本的」を、これから追々に記して参ります。
例えば、↑今日の私の装いの場合
紬の着物に絞りをあしらった染の名古屋帯を締めていますから、
下記の★印のパターンです。
着物と帯の合わせ方の基本は、
(もちろん例外もありこの限りでなありせんが・・)
★織の着物に染の帯
(織の着物:糸を染めてから織られているもので、先染めとも申します。)
☆染の着物に織の帯
(染の着物:白生地に友禅などが施されたもので、後染めとも申します。)
今日の私の様な場合ですと、
観劇、友人との気軽なお食事会、旅行、ショッピング等々に適していますけど、
お茶会、ドレスコードのあるパーティー、「式」と名の付く集いには相応しいとは言えません。
洋装でも同じやと思いますが、「装う」とは、自分自身の楽しみとともに、
その場にご一緒するお相手や、その「場」を大切に思う心の表れ
個性的に装うことと、
「基本的」を忘れて「崩す」とこは似て非なるものやと思うのです。
「堅苦しいものではありませんよ」と言いながら、
「めんどくさいなぁ・・」と思われるかもしれませんが(><;)
日本の着物を愛するおばさんの呟きやとお思いくださってm(_ _ )m
このページに記します「基本的」はあくまでも、
紅翠の主観的なものでございますので、
様々にご意見やらございましょうが、
そうぞ、ご寛容にお許しくださいます様お願い申しますm(_ _ )m