留学準備にも和のレッスン♪
和的な国際人の母、紅翠でございます。
これだけグローバルな時代になり、
世界との関わりの中で活路を見出さねばならない今・・
その今に学生として学び、これからを生きる彼ら
しかし、留学人口が減っているという・・
世界へ出て学ぼうとする若者が減っているのには、
どんな事情があるのだろう・・
そう考えた時、我が家に一つの、小さな答えがあるように思えたのです。
私には、娘と息子がいます。
娘は、只今4回生、
将来、世界で仕事の出来るロイヤーになるという夢に向かって学んでいます。
(夢が大きすぎて、母としては、ダイジョーブと突っ込みたくなりますが
それは、ひとまずヨコに置いて・・(^▽^;)
彼女は、中学生の時、そして高校生の時、
短期ではありましたけれど留学を経験いたしました。
大学までの一貫校に通っていましたので、
大学進学への準備の為の特別な時間が不要だったこと、
そして、何より、自らが考え行動するを良しとする校風でしたので、
中高の間に、「海外を見る」という経験が出来ました。
そして、その時の素晴らしい経験が、
彼女の今、そして、これからの生き方の指針となりました。
一方、息子は、只今1回生、
未だ、将来進みたい道は定まっていないと申します。
息子は、大学までの一貫校ではなく、進学校に通っていましたので、
学内のカリキュラムと、部活の両立で精一杯、
その他に時間を当てる余裕もありませんでした。
大学に進学し、ようやく、
自らで考え行動を起こすことが始まりました。
けれど大学は実質3年・・・
サークル活動に精を出し、試合、合宿・・ 2回生になれば、役職もある。
そして ・・あっという間に3回生、就活がやって来ます。
留学したいけど、行くタイミングが難しい・・
息子が何時だったかポツリと言いました。
先般、文部科学省と経済界の間で、
就職活動の、あまりにも早い時期を見直そう
との話し合いがなされたようですけれど、
今の学生には、腰を落ち着けて学び、
自らに問う時間が、なさ過ぎるように思えてなりません。
経済状況の厳しさが、留学にブレーキをかけている、
それも一因だとは思います。
けれど、私は、
一生の中の、中・高・大の時間を待ってやれない私達大人、
そして、社会の有り様に問題があるように思えるのです。
下手な表現でごめんなさい。。
日本では、皆が同じ時期に、一斉に就職活動をし、
その時期に就職の内定がもらえない事は、
学生にとって、加えて言うなれば親にとっても一大事です。
何の為に、何を学びに行くのかを考えている間に時が経ち、
留学のタイミングを逸すると、就活が厳しくなる・・
娘は、ある意味ラッキーだったのだと思います。
中高で、海外に出るチャンスに恵まれ、
その上で日本人として海外でも通用する人になるには、
どうしたらいいんだろう・・と自らに問い、
また教えを乞うことが出来ました。
時間的な猶予があったのです。
息子は、遅ればせながら、今、自らに問うているのでしょう。
(これは、親バカな私の希望的観測・・(・・;)
待ってやりたいと思っています。
4年で卒業して、社会人として早く独立して欲しい、という思いもあります。
でも、就活が目標だけの学びはして欲しくないと思っています。
モラトリアム・・
自らの目で世界を見て、学んで、
将来の自分の夢を定めて進んで欲しいと願っています。
海外で学ぶ事のみが素晴らしいとは思いません。
ただ、若い時にしか持ち合わせていない、
感受性のあるうちに、世界を感じて来て欲しいと思うのです。
「もし、行ってみようと思うなら、行っておいでよ」
懐深く、多くの若者に、そう言って送り出してあげたい・・
そのためにも、様々な形の「留学」というものに対して、
奨学金制度が整う事も願わずにはいられません。
何やら、取り留めの無いつぶやきになってしまいました。
長々お付き合いくださってありがとうございました。
海外へ行く時期が決まったら
留学準備の和のレッスン の始め時です!
関西圏以外の方もお問い合わせくださいませ。