ニュースリリース。

2年まえ、国連(こくれん)の気候(きこう)問題について話し合う会議(かいぎ)に出席(しゅっせき)した岸田が言った。

「GXを加速(かそく)させ、世界の脱炭素化に貢献(こうけん)する。」

「脱炭素への投資(とうし)をうながすため、世界銀行(せかいぎんこう)やアジア開発銀行(かいはつぎんこう)への資金拠出(しきんきょしゅつ)をつうじて、約90億ドル(約1.3兆円)規模(きぼ)の融資余力拡大(ゆうしよりょくかくだい)に貢献する用意がある。」

「アジアで、日本が、金融力(きにゅうりょく)•技術力(ぎじゅつりょく)をしっかり発揮(はっき)して、議論(ぎろん)をリードしていく姿勢(しせい)を示していきたい。」

「脱炭素社会の実現(じつげん)に向けて、今後(こんご)国内(こくない)では、排出削減対策(はいしゅつさくげんたいさく)の講(こう)じられていない石炭火力発電所(せきたんかりょくはつでんしょ)の新規建設(しんきけんせつ)はおこなわない。」

「今月後半(こんげつこうはん)に、AZECの首脳会合(しゅのうかいごう)を、はじめておこなう。」

電気(でんき)をつくる発電所(はつでんしょ)のエネルギーの代表的(だいひょうてき)なものは、① 石炭石油(せきたんせきゆ)などの化石(かせき)エネルギー② 水力(すいりょく)エネルギー③ 原子力(げんしりょく)エネルギー④ 再生可能(さいせいかのう)エネルギー、である。

原子力発電所(げんしりょくはつでんしょ)が1度(いちど)の事故(じこ)で採算(さいさん)があわないと結論(けつろん)した、ドイツは、すでに100% (ひゃくぱーせんと)再生可能エネルギーで発電できる。

日本の発電所のエネルギーの80%は化石エネルギーである。

ところで。

日本政府(にほんせいふ)は、再生可能エネルギー発電に国有(こくゆう)の送電線(そうでんせん)の開放(かいほう)を拒(こば)み、化石燃料エネルギーの電力会社を守った。ああ。

 

*プレスリリース/ニュースリリース=マスメディア(新聞テレビなど)向けの発表。提供の方法は、文書の直接配布•電話•ファクシミリなど。スマホの時代になって、電子メールなども*岸田(きしだ)=第100代第101代総理大臣。*GX(じーえっくす)=グリーントランスフォーメーション。排出削減•エネルギーの安定供給•経済成長の3つを同時に実現すること。*脱炭素(だつたんそ)=CO2(しーおーつー)からはなれる/ぬけだすこと。地球(ちきゅう)をあたたかくする原因(げんいん)であるCO2をへらすこと。*AZEC(えーぜっどいーしー)=アジア ゼロエミッション共同体。アジアの脱炭素に向けて協力する枠組み。*再生可能エネルギー(さいせいかのうえねるぎー)=

発電•給湯•冷暖房•輸送•燃料などのエネルギーに使う、太陽光•風力•波力(はりょく)•潮力(ちょうりょく)•流水(りゅうすい)•潮汐(ちょうせき)•地熱(ちねつ)•バイオマスなどのエネルギー。*エネルギー=仕事をするもとになる電気などの力つくるもとになるもの。*化石エネルギー(かせきえねるぎー)=化石燃料。地下から取れる、石油•石炭•天然ガスなどのエネルギー。反対語は再生可能エネルギー。