信じられる。

日本国民は英語のpeopleの語源のままであること。

(peopleの語源は、支配される人々)

これは、国会が開かれて、自民党議員が大勢いる中のできごとであったという。

麻生太郎(あそうたろう)が言った。

「部落出身者を日本の総理にはできんわ」

それを聞いて、総理大臣をめざす自分のことだとわかって、野中広務(のなかひろむ)が、声をつまらせて言った。

「自分はいいが、家族のことも考えてほしい」

部落(ぶらく)について説明する。

麻生太郎が言った部落は、一般に「部落」(カッコ付き部落)と言われるものである。

部落は、村または村の一部の集落である。

「部落」(カッコ付き部落)は、江戸時代支配のためにつくられたの戸籍簿(こせきぼ)である宗門人別帳(しゅうもんにんべつちょう)に記された“士農工商(しのうこうしょう)の下の身分の人が住む地域と住民”を、明治維新、壬申(じんしん)の年である1872年に、宗門人別帳をもとにつくった戸籍簿(いわゆる壬申戸籍)に「部落」を新平民(しんへいみん)と記して差別を続けた結果、“最下層(さいかそう)の身分(みぶん)の人と最下層の身分の人が住む地域”として、(無知の日本国民の差別が続いて)、定着(ていちゃく)したものである。

政府の記録はすぐ廃棄(はいき)されるのに、壬申戸籍は廃棄されなかった。

麻生太郎は、総理大臣。

野中広務は、麻生太郎より10歳以上年長(ねんちょう)の、大臣•公安委員長•内閣官房長•自民党幹事長を歴任した、自民党の国会議員。

猿山ニッポン!

笑って言った、麻生太郎。

抗議しなかった、野中広務。

野中広務は、こうすればよかった。

a そういう偏見(へんけん)をなくすために政治家になりましたと、笑い飛ばす。

b どうしてそういうことを知ったのか教えてほしいと、切り返す。

言うまでもない。

麻生太郎はもちろん野中広務も政治家失格(しっかく)である。