西武鉄道の創業者である堤康次郎(つつみやすじろう)は、空襲で焼けた武蔵野デパート(=西武百貨店)周辺の土地を、ヤクザを使ってロープで囲い、地主が現れると、権利証がなければ追い返し、権利証があれば買い取った。

地主の多くが死に、市役所も焼けて、登記簿は灰になっていた。

堤は、武蔵野デパート(=西武百貨店)周辺の土地を、ただ同然で手に入れたのである。