日本製鉄のUSスチール買収に反対だって?
選挙対策にてんてこ舞い。
選挙が終われば、考え変わるよ。
きっちょむブログの1部を再掲する。
日本製鉄、2兆円でUSスチール買収?
信じられない。
USスチールは、1901年創業の名門製鉄会社であるが、現在粗鋼生産量世界27位で、消滅寸前である。
業界紙による、USスチールの買収価格は1兆円前後である。
カネがなくなったアメリカの、バイデンの恫喝(どうかつ)だ!
そして、ニッポンニッポン。
バカニッポンのバカ新聞テレビが、太鼓を叩いた。
鉄は国家なり!
バイデンに従順な権力の風を読む国賊東大官僚が、日本製鉄に命令した。
「アメリカ市場はインドやタイの市場と比較にならない。経済安全保障(けいざいあんぜんほしょう)問題を回避するために、USスチールを社名をそのまま子会社にして、アメリカ市場に参入して、中国と戦える体力を付け、世界トップクラスのグローバル鉄鋼グループを形成しろ」
2兆円は、日本製鉄の買収ではなく、国がカネの工面をする、救済(きゅうさい)だ。
それで?
日本製鉄は、日本式ガバナンスとコンプライアンスで、東芝の二の舞になる。
おまけ。
18億ドル前後と言われていたWHを54億ドルで落札した、東芝。
国賊東大官僚に振り回されて、キョンシー企業になった。
東芝は、WH株式会社についてこう言った。
「WHは、1957年に世界に先駆けて原子力事業を始めて以来、50年にわたり原子力発電プラントに関する機器、サービスを提供し、世界の電力インフラの整備に貢献してきました。現在は、世界14か国に34の拠点を持ち、欧米を中心に、主にPWRの営業•設計•建設•保全サービス•燃料形成加工などの事業を展開し、市場に確固たる地位を確立しています」
*バイデン=アメリカの大統領。*鉄は国家なり(てつはこっかなり)=大砲や鉄道にかかせない鉄は国力の源泉である。ドイツ帝国の政治家ビスマルク(1815~1898)の言葉。*グローバル=世界的な/世界的規模の。*ガバナンス=統制/ルールを守って活動するようにさせること。*コンプライアンス=服従/ルールを守って活動すること。*WH=総合電機メーカーであるウェスティングハウス-エレクトリックの略称であるが、法人名が変わるとともに、営業内容も変わっている。*キョンシー企業(きょんしーきぎょう)=政府や銀行の支援によって倒産しない企業。*PWR(ぴーだぶりゅーあーる)=加圧水型原子炉。