を疑った

エセ報道番組の、政治資金パーティー脱税スキャンダルのピーチクパーチクで、小銭稼ぎのコメンテーターが言った、ノーブレス-オブリージュ。

ノーブレス-オブリージュ。

フランス語である。

貴族の義務。

フランスの封建主義社会が行き詰って、people の反乱を恐れた、王•貴族の言葉である。

People を従える王•貴族は、戦場の最前線に立った。

イギリスも真似してそのまま、フランス語を嫌ったイギリス人は「ノーブレス-オブライジ、ノーブルマン-オブライジ、ピュア-オブライジ」と言った。

最も安全な場所にいて戦場で兵に突撃させた、大日本帝国の天皇•にわか貴族に、ノーブレス-オブリージュがないのは言うまでもない。

ノーブレス-オブリージュは、使うのは勝手であるが、総理大臣が法律を守らない極東のガラパゴス日本では、最もなじまない言葉である。

 

*people(ぴーぷる)=語源は支配される人々。