極東国際軍事裁判を極東軍事裁判•東京裁判と言う人がいる。

大日本帝国は無条件降伏に条件を付けた。

連合国は、大日本帝国が無条件降伏して、昭和天皇を殺せと言った。

悪の枢軸(すうじく)大日本帝国の王であり、大日本帝国軍の最高責任者である、生き残った昭和天皇を殺せと言った。

理の当然である。

なぜ昭和天皇は殺されなかったのか。

1943年1月14~23日、ルーズベルトとチャーチルがカサブランカで話をして、悪の枢軸ナチズムドイツ•ファシズムイタリア•大日本帝国の運命を決めていた。

a ナチズムドイツ•ファシズムイタリア•大日本帝国の無条件降伏が終戦である。

b 無条件降伏しなければ原爆を使う。

ヒトラーは、ドイツ国民に敗戦の責任を問われる前に(=連合国に死刑になる前に)、自殺した。

ムッソリーニは、イタリア国民に敗戦の責任を問われる前に(=連合国に死刑になる前に)に、射殺された。

昭和天皇は、日本国民に敗戦の責任を問われることなく、連合国に戦争責任を問われることなく、生き残った。

すなわち、悪の枢軸の最高責任者で生き残ったのは、昭和天皇だけである。

ニッポン人は、「連合国は大日本帝国が無条件降伏に付けた条件を受け入れた」と主張する。

大日本帝国が無条件降伏に付けた条件の1つが「昭和天皇を殺さないこと」であった。

しかし。

連合国は、大日本帝国が無条件降伏に条件を付けたから、カサブランカでルーズベルトとチャーチルが決めた通り、広島に原爆を落とした。

広島に原爆を落としても、無条件降伏を受け入れなかったから、長崎に原爆を落とした。

それでも懲りずに、無条件降伏を受け入れなかったら、どこかに原爆を落とした。

これを要するに、「大日本帝国は無条件降伏した」と言うのではないか。

この論理を否定するのは、世界で日本のニッポン人だけである。

ニッポン人の主張「大日本帝国は連合国が要求する無条件降伏に条件を付けた」は、何が言いたいのか。

世界の誰も理解できない。

結果は同じ、広島•長崎市民20万人の死である。

「大日本帝国は連合国が要求する無条件降伏に条件を付けた」と主張するニッポン人の代表は、行動するニッポン-ハンドラー日本会議である。

大日本帝国の復活を願う日本会議が、“昭和天皇が生き残り、広島•長崎の市民20万人が死んだ国民の命を鴻毛(こうもう)と思う”、「大日本帝国の無条件降伏は無条件降伏ではない」論理を学者に書かせ、安倍を操った。

その安倍は、反日の韓国人に操られ、日本の若者に銃殺された。

なぜ昭和天皇は殺されなかったのか、について。

理由は簡単である。

第2次世界大戦を終わらせたのはルーズベルトである。

ルーズベルトは、原爆を落とす場所を考えると同時に、ベネディクトの日本人研究をもとに、大日本帝国をアメリカの工場にする利害得失(りがいとくしつ)を計算していて、大日本帝国の現人神であった天皇の活用に思いいたったのである。

終わりに。

アメリカが日本に核兵器を持たせない理由は、たぶん、国民の命を鴻毛と思う異常なニッポンを、ロシア•中国より恐れているから。

 

*極東国際軍事裁判(きょくとうこくさいぐんじさいばん)=連合国が大日本帝国の戦争指導者を断罪した裁判。*ルーズベルト=1882~1945。アメリカの第37代第38代第39代第40代大統領。*チャーチル=1874~1965。イギリスの第61代第63代首相。*カサブランカ=アフリカの北西端にある、モロッコ王国の、白い家という意味の都市。*ナチズム=ドイツのヒトラーがつくったナチ党の思想や運動や支配体制。*ファシズム=イタリアのムッソリーニがつくったファシスト党の思想や運動や支配体制。*ヒトラー=1889~1945。ドイツの第3代大統領。大統領•首相•党首を兼ね総統(そうとう)と言われた。*ムッソリーニ=1883~1945。イタリアの首相。*ニッポン-ハンドラー=日本人を操る人々。行動するニッポン-ハンドラーの代表は日本会議である。*日本会議(にほんかいぎ)=日本の保守と言われる人の集まり。*安倍(あべ)=1954~2022。第90代第96代第97代98代総理大臣。*ベネディクト=1887~1948。アメリカの女の文化人類学者。*現人神/荒人神(あらひとがみ)=1人の姿をした神。2天皇。