極東国際軍事裁判を極東軍事裁判•東京裁判と言う人がいる。

極東国際軍事裁判の論争。

極東国際軍事裁判の有効無効のどうでもいい論争。

パル判決がどうでもいいことは(1)で書いたから、パル判決の論争については触れない。

裁判は、権力構造の1つであり、体制維持の、正義を主張する擬制であり、偽善である。

戦争裁判は、その極である。

法律は権力の装置であり、権力が変われ法律も変わる。

しかし。

「法律は遡及(そきゅう)しない」

しかし。

連合国は、応急(おうきゅう)の法律をつくって、極東国際軍事裁判で、大日本帝国の戦争指導者を断罪するために、法律を遡及した。

泣き言を言っているのではない。

歴史は勝者の歴史である。

勝者は敗者を勝手に処罰できることを教えている。

戦争は国と国が命をかけた戦いである。

ようく考えてごらん。

ヤクザは、命をかけた戦いを戦争と言う。

ヤクザは、国の法律があっても、あらゆる手段で、あらゆる武器を使って、戦争をする。

ヤクザは、戦争に勝ったヤクザも戦争に負けたヤクザも、裁判でどう断罪されようと、「裁判は無効だ」と言わない。

国は、あらゆる手段で、あらゆる武器を使って、戦争をする。

国と国との戦争に法律はない。

(法律があると言うおためごかしの学者はいる)

法律がないのに、裁判をすることも、「裁判は違法だ」と言うことも、噴飯(ふんぱん)である。

第2次世界大戦で勝った連合国がどうして裁判所をつくり裁判をするという面倒なことをしたか、ピーチクパーチクするのは勝手である。

連合国の指導者がカサブランカ会談で大日本帝国が無条件降伏しなければ原爆を落とすと決めたように、会議をやって、気に食わない奴を洗い出して、死刑にしてチョンにすればいいことであった。

理由などどうでもいい。

理由を言えば必ず文句を言う奴がいる。

現に、極東国際軍事裁判をやったから、判決に文句を言ってる奴がいっぱいいる。

「極東国際軍事裁判は政治的セレモニー」と言ったという、セレモニーについて。

ceremony。

a formal religious or public occasion,especially one celebrating a particular event,achievement,or anniversary /an act or series of acts performed according to a traditional or prescribed form 。

正式な宗教的または公的な行事、特に特別の出来または業績または記念日を祝うもの/伝統的または定められた形式に従って行われる行為または一連の行為。

戦争の裁判がセレモニーになったのはいつからか。

極東国際軍事裁判が初めてではセレモニーではない。

 

*極東国際軍事裁判(きょくとうこくさいぐんじさいばん)=連合国が大日本帝国の戦争指導者を断罪した裁判。*カサブランカ=アフリカの北西端にある、モロッコ王国の、白い家という意味の都市。*ちょん/チョン=1終わり。2解雇。3朝鮮人の蔑称。4その他多数。