ニッポン人は、日本の立憲民主主義とイギリスの立憲民主主義は、月とスッポンであることを知らない。
立憲は、憲法をつくること。
「憲法を誰がつくったか」を考えるだけで、日本の立憲民主主義とイギリスの立憲民主主義の違いがわかる。
国の政治システム(=政体)として分類(カテゴリー)されるのは、kingdom(王国)とrepublic(共和国)である。
日本は、Kingdom Japan(日本王国)でもRepublic Japan(日本共和国)でもない。
日本人は、天皇という王がいる王国であるから、堂々と、日本王国と名乗らなければならない。
連合国のイギリスは、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)である。
王国は、理の当然であるが、民主主義国家ではない。
しかし、‘イギリス王国‘の憲法は、イギリス国王とpeople が相談してつくった。
しかし、’日本王国’の憲法は、日本国王(=天皇)とpeople が相談してつくったのではない。
これが、日本とイギリスの立憲民主主義の根本的違いである。
王国のイギリスが民主主義国家であるわけないが、憲法を王とpeople が相談してつくったから、イギリスは、イミフのカテゴリーである立憲民主主義を主張することができる。
わかるか。
ニッポン人は、日本王国を立憲民主主義国家と言うことはできない。