台湾のASEは、中国本土の4工場をワイズ-ロード-キャピタルに14億6000万ドル(約1652億円)で売却すると発表した。

Yoleによると、ASEは売上高ベースで半導体検査で世界首位である。

ワイズ-ロード-キャピタルは、半導体分野で海外企業と国内企業の取引仲介で、存在感を強めている。

台湾政府は、アメリカとの関係で、法律で、最先端技術の移転を禁じている(はずである)が、以上の2021年のロイターの記事が、台湾と中国の関係がどんなものであるかを明らかにしている。

台湾政府は、台湾の企業がアメリカに面従腹背(めんじゅうふくはい)であることを承知している。

権力と癒着している(ニューヨーク-タイムズ)日本の新聞テレビの外国のニュースは、外国の報道を権力に都合のいいように加工したものがほとんどである。

 

*ASE(えーえすいー)=日月光半導体公司/正式名称日月光半導体製造股份有限公司。台湾の高雄市に本社がある半導体の完成品の検査を専門にする会社。*ワイズ-ロード-キャピタル=中国の投資ファンド。*Yolo(よーる)=Yoleレポートと言われるフランスの半導体市場調査会社。*ロイター=イギリスのロンドンにある通信社。*ニューヨーク-タイムズ=アメリカのニューヨークにある世界で最も権威がある新聞の1つと言われる新聞/新聞社。