ダイヤモンドプリンセス号事件で認知された、DMATとJMAT。

権力と癒着している(ニューヨーク-タイムズ)日本の新聞テレビはニュースにしなかった。

DMAT(でぃーまっと)。

災害派遣医療チーム。

専門的な訓練を受けた医師1人看護師2人補助員1人で編成された、災害が起きた直後からすばやく活動できる医療チーム。

指定病院に所属する。

自然災害における医療活動で、安全が確保された場所で行い、危険な場所に踏み込んだ救命活動をすることはない。

12004年、東京都が、日本で最初に、都市型災害に対応するために、DMATをつくった。

22005年、厚生労働省が、アメリカのDMATをまねて、組織づくりを始める。

(支配しなければ気が済まない国賊東大官僚)

3厚生労働省がつくったDMATを“日本DMAT”と言い、省内に“日本DMAT”事務局を置き、道府県の“日本DMAT” (の所属する指定病院)に派遣を要請(=命令)する。

4東京都のDMATは、厚生労働省に従属しない。

5東京都のDMATの派遣要請は、東京消防庁の判断によって、東京都福祉保健局が指定病院にする。

6東京都のDMATは、交通事故・人身事故・労災事故にも出動する。

7東京都のDMATは、ビルの倒壊のときなどは、東京消防庁のレスキュー隊が救出活動をして、負傷者が安全な場所に搬送されたあと、医療活動をする。

(注)「東京消防庁」と「消防庁」は違う。「消防庁」は総務省の外局である。

JMAT(じぇーまっと)。

日本医師会災害医療チーム。

日本医師会が組織する災害医療チーム。

災害が起きたとき駆けつけて3日程度の医療活動で撤退するDMATのあと、被災地の医療体制が回復するまで医療を支える組織。

医師1人看護師2人補助員1人でチームを編成する。

12010年、アメリカ医師会のNDLS(救命救急センター)をまねて、組織づくりを始める。

22011年、東日本大震災。

直後。

日本医師会は、JMATの立ち上げを急ぎ、被災県を除いた43都道府県医師会に被災地へ派遣を要請する。

直後。

厚生労働省は、日本医師会長に被災地へ医師などの派遣を要請をする。

(支配しなければ気が済まない国賊東大官僚)

 

*ニューヨーク-タイムズ=アメリカのニューヨークにある世界で最も権威がある新聞の1つと言われる新聞/新聞社。*ダイヤモンドプリンセス号=2020年2月、客にコロナ感染者がいることがわかって、横浜に帰航して、客の1部のPCR検査をしただけで下船させたため、コロナ感染者が増え続けた、乗客乗員4000人の大型豪華客船。