ソフトバンクは、9月24日、「PCR検査を1回2000円でする東京PCR検査センターを本格稼働させた」と発表した。

2020年7月29日、東京都港区に資本金24億円全額出資で「新型コロナウイルス検査センター」株式会社を設立して、わずか2か月である。

’スピード感’ではない、スピード。

安倍が何度も命令しても、微動(びどう)だにしなかった、バカ東大官僚と日本医師会がつるんでつくった医療制度に風穴(かざあな)を開けた。

1経緯(けいい)。

ソフトバンクは、千葉県市川市にある国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院の協力を得て、ソフトバンクグループの従業員や関係者、福岡ソフトバンクホークスの選手などを対象に、唾液PCR検査を試験的に実施してきた。

また、東京都などと連携して、東京都の竹芝客船ターミナルと小笠原諸島の父島を結ぶ旅客船「おがさわら丸」の乗船者を対象に、唾液PCR検査を試験的に運用してきた。

2思想。

ソフトバンクは、PCR検査事業を社会貢献事業と位置付けた。

3多数の利用者を思い切った低価格で一気に獲得し採算を維持する、ソフトバンク流PCR検査。

① 検査のみに特化した。

② 検査キットを大量発注で調達した。

③ 検査料は設備費や検査キット費・人件費など実費のみ。

→ 一般的な検査費用1回2万~4万円を1回2000円(税抜き、配送料・梱包料などを除く)に。

4バカ東大官僚が歯ぎしりする孫正義の記者会見。

① 新型コロナウイルスの影響で経済が疲弊(ひへい)している。感染拡大防止と経済活動の早期正常化のために、何よりも多くの人がPCR検査を手軽に受けられるようにしなければならないと考えていた。「新型コロナウイルス検査センター」株式会社は、社会貢献の一環として立ち上げたもので、PCR検査で利益を出そうとは思っていない。低価格・高頻度の検査の輪を日本全国に広げていきたい。

② 無症状の人が感染を広げるリスクを解消するため、いつでも、誰でも、何回でも、安く、検査を受けられることが重要だ。

③ ソフトバンクは社会で求められていることに応えていく。検査を受けたくても受けられない検査難民の需要に応える。

④ 利益を上げるつもりはない。あくまで簡単・迅速・安価・安全な検査方法を社会貢献事業として展開する。

⑤ 会社が1日もはやく解散できることを願っている。コロナ感染がおさまってくれば会社の目的は終わる。

⑥ コロナ禍が収束した後は会社を解散し事業を終了する。

⑦ 仮に利益が出た場合は全額医療機関などに寄付する。

⑧ タカラバイオの検査キットを100万回分確保した。

⑨ 24日から受け付けを始めている。11月には1日1万人の検査ができる体制を整える。

⑩ 今回の発表をきっかけに、他の検査キットが手に入れば、能力を増やすことも可能である。

⑪ 会社単位で始めるが、余裕ができれば、個人でも受け付ける。

⑫ 「東京PCR検査センター」の立ち上げでは、国立国際医療研究センターの先生方に多大なる御協力をいただいた。皆様と思いを1つにして、この国難に立ち向かっていきたい。

(補足)

1東京PCR検査センター。

① ソフトバンクが2020年7月29日東京都港区に資本金24億円全額出資で設立した「新型コロナウイルス検査センター」株式会社が、協力してくれた千葉県市川市にある国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院内に、設備を整え、新設した子会社。

② 国立国際医療研究センターの指導のもとに設計され、衛生検査所として登録を認可された検査施設。

③ 非医療行為として、新型コロナウイルスの唾液PCR検査を専門に行う施設。

④ 唾液PCR検査を実費負担だけで行う。1回2000円(税抜・配送料、梱包費などを除く)。1日におよそ4000件の検査が可能。唾液到着後最短2時間で結果が出せる。

⑤ まず自治体や法人向け検査を開始する。

⑥ 医師がかかわらない仕組みのため、陽性の判定が出た場合、正式な診断には医療機関の受診が必要になる。

2タカラバイオの検査キット。

① 2020年5月1日発売。

② 新型コロナウイルスに感染しているかどうかを唾液で簡単・迅速(じんそく)に確認できるPCR検査キット。

③ 厚生労働省は2020年6月、発症から9日以内であれば、鼻や喉の奥から検体を採取する方法と比べて結果に差がないことから、唾液によるPCR検査を認めた。

④ PCR処理を約50分で行うことができるため、前処理時間を含むトータルの検査時間が大幅に短縮でき、最速1時間ほどで検査結果を出すことができる。

⑤ 常温で輸送できる。

⑥ 価格は、100回分が12万円のため、1回当たりの費用は1200円。

3新型コロナウイルス検査センター株式会社社長池田昌人の発言。

① 検査の申し込みは本日24日から当社のウエッブサイトで開始している。多くの方に唾液PCR検査の機会を提供して、1日でも早く日常を取り戻せるように尽力していきたい。

② ソフトバンクのショップに受付窓口を設置して、個人からの申し込みに対応することも検討している。

③ ネット上で検査の申し込みを受け付け、届いた検査キットの容器に自分の唾液を入れ、特定の配送業者を使って送り返せば、検査施設に到着後最短2時間で結果がわかり、結果を通知する。

④ 検査には医師が関わらないため陰性の証明書は発行しない。

(補足の補足)

ソフトバンクは、新型コロナウイルス感染拡大後、感染対策に真剣に取り組んできた。国内のマスクが不足した春には、中国からマスクを大量に調達し、医療機関などに提供した。

*孫正義(そんまさよし)=ソフトバンクグループの創業者。