フロントポケット左側上部にUSB電源を取り付けた(アドレス125)
アドレス125(DT11a)にはUSB電源がどこにもついていない。(さすが、廉価スクーター:笑)
私のように街乗りだけを目的とするならば、USB電源は不要かも知れない。
一方で、いざというときになければ不便なのも事実なので、取り付けることにした。
諸先輩方のブログや動画を拝見すると、ブレーキスイッチから電源を取り、ミラーかハンドル周りにUSB電源を設置する方法が多いように見受けられる。
確かにツーリングをするならハンドル周りに設置した方が圧倒的に利便性が高い。
(事実、SV650にもハンドルに設置しているので間違いない)
ただ、私の使い方では普段乗りにはまず不要なことと、ハンドル周りをスッキリさせたいため、この埋め込み型USB電源を取り付けることにした。
取り付けに際し、アドレス125(DT11a)カスタムのカリスマ的存在である KY Stylesさんのブログ と
ヨシボンさんのブログ を参考にさせて頂いた。この場を借りてお礼を申し上げる。
運転席側の固定ネジ(4ヶ所)をプラスドライバーで外す
フロントパネル(フロントレッグシールド)を外す
外したネジの場所は上方4ヶ所(赤丸部分)
先に下のツメ(黄丸の2つ)を外し、その後上のツメ(黄丸2つ)を外す。
言葉にすると感覚が伝わらないが、少しコツが要る。KYさんのブログに外装を外す記事があるので動画を参考にすると良いかも知れない。
外したところ 意外にスカスカ(笑) 中央下部に鉄フレームが1本だけ走っているのが特徴的だ
この辺りに穴を空けて取り付けることにした
これは諸先輩方とほぼ同じ場所である。工夫次第では他にも取り付け可能と思われる。
私もいろいと考えたのだが、この場所が一番手っ取り早い。
Kaedear製のUSB電源 を採用
取り付けた写真
作業工程は撮影していない。ドリルでこの製品と同じ大きさの穴(29mm)を空け、運転席側から差し込んで、裏側(この写真側から)付属のプラ製ネジで固定する仕組み。
穴あけについて、手持ちステップドリルでは24mmまでしか対応していないため、ナイフ等で削って拡大して何とか開通した。もちろん手作業なのでガタガタになってしまうが、製品を取り付けてしまえば、アラは隠れてしまうので問題なし。
運転席側から見たところ(事後に撮影)
車体側にあるサービスカプラ(赤丸)からアクセサリー電源を取る
ちなみに赤丸のすぐ上に見えるカプラは常時電源とのこと。
今回は、キーオンで電源が入る、いわゆる「アクセサリー電源(ACC)」を利用する。
ピンぼけてしまったが、エーモン製4極カプラー を購入
手持ちの0.75sqの赤黒電線を使い、ハーネスを作成
作ったハーネスのカプラ側を車体側サービスカプラに接続
USB電源側にハーネスを接続する
プラス(+)とマイナス(-)が明確に刻印されていて分かりやすい。
接続完了
赤黒の線は邪魔にならぬよう、タイラップ等で他の線と一緒に固定しておくと良い。
キー・オンで通電確認 エンジンを掛けたところ、14V前後に落ち着いた
試しにスマホを充電して動作確認。問題なし。
フロントレッグシールドを元通りに取り付け、作業完了。
【便利な電圧計付き】
この製品は電圧計を兼ねているため、バッテリーの状態が一目瞭然である。
但し、この位置に取り付けるとハンドルに隠れてしまい、運転中は確認できない。
私はエンジン始動前電圧(キー・オンした時点/写真)と、エンジン始動後に電圧が安定すること(つまりオルタネータの発電が正常であること)を確認できれば十分なので、この位置で良しとしている。
これで、スマートホンの充電やナビなどを使用する機会があればいつでも活用できる。
おわり