「みぃ~つ」まで、ゆっくりではあるが、順調に数え終わった時、急に、アタマの中と目が回りはじめ、何が何だかわからない気持ちになってきた。
ほとんど意識がなくなり始めた、まさにその時!
点滴の中に何やら入れていた看護師さんが、薄れゆく意識の私の耳もとで、「kittyさん、もう少ししたら、かわいい男の子の赤ちゃんが、産まれてくるからネ♪」と言った!
私は、朦朧とした意識の中で、その看護師さんに思わず、「えっ?」と、声にならないほど小さな声で聞き返した。
すると他の看護師さんが、「それは内緒だったんじゃない?」と声をかけていた。
ほとんど意識の薄れている私は、「そうかっ、この手術は、帝王切開(以後、帝切という)なんだ。」と思いつつ、「それ、聞きたくなかった情報ダァ~・・・」
聞きたくなかった情報を教えてくれた看護師さんが、「今聞いた事は、聞かな かった事にしてネェ~」と、いとも簡単に、笑みを浮かべながら言った!
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