幼稚園からかかっていた市の機関は小学校入学までで、小学校入学以降は精神小児科もある県の機関にかかり、発達障害の検査やSST(ソーシャルスキルトレーニング)、ペアレントトレーニングなどを受けました。




小学校入学後の最初の学級懇談で、クラスのお母さんたちが自己紹介をしていく中、私は息子の発達障害について話をしました。




その「カミングアウト」があったからか、同じ学年の子供たちやお母さんたちとは上手くいっていましたが、居住地域の通学班の一部の親さんから、登下校中によそ見をしたり列から乱れて危険なので付き添うよう言われました。




毎朝登校班と一緒に学校まで歩き、下校時間には先に学校へ行って登校班と一緒に歩いて帰りました。




担任の先生とは、いいも悪いもその日に起こったことをノートに書いていただいて、学校で何が起こっているかを私自身が知り、それを専門家に相談して三者が連携を取れるようにしました。




何かに夢中になると他がみえなかったり聞こえなくなるので、次の日の予定表や大切なことをもらさず書き写しているかの確認と、学校から配られるプリントで、注文や提出日が決まっているものや特に大切なプリントがあるときは直接連絡をもらえるよう学校に伝えました。