こんにちは。きてぃです。
１年前の今日、最後の顕微授精が終結しました。
あれから１年も経ったのに・・・
未だに気持ちの整理がついていません
それだけ、治療に費やしてきた１０年月日の長さを感じます。
私の不妊の原因に対する治療法は今でも確立されていないのが現状。
それでも、私が不妊の原因に気づいた頃より、患者同士のネットワークは確実に広がり、
互いに情報を交換したりして、治療を受けています。(私は一線を退いたので、情報収集のみですが...)
その仲間の頑張りを見ていると、
『もう高度な治療はしない』
って決めた気持ちが揺らいでしまいます。
私達夫婦が、高度な治療を止めた大きな理由が、『治療費のこと』です。
もちろん４０歳という年齢もあるけれど、やっぱりお金かな・・・
最後の方は恐ろしくて計算できていないけど、たぶん治療費の総額は、1000万円に到達していると思います
よく介護職の給料から、捻出できたよね
治療費捻出の為に、いろんなことを我慢してきたけれど、後悔はしていません。
けどね・・・
今、目の前にお金を積まれたら、また採卵しちゃうかも・・・
・・・なんてことをこの１年考えてきました。
まだまだ気持ちが不安定な為に、特別養子縁組のこと、里親に関すること。
それに向けた情報収集が頓挫しています。
私達夫婦の年齢と、家庭環境を考えると急がないといけないのはわかってるけれど、
気持ちが追い付いていきません・・・
でも少しだけ変化したこともあります。
最後の採卵直後は、私の趣味的な子供服づくりのことも考えられなかったけれど、
少しずつ製作を再開できるようになりました。
やっぱり楽しいね～
今後、私達夫婦がどのようになっていくのかはわからないけど、
お互いが元気で、少しずつ明るい未来に向かって歩いていければと思っています
